プログラミングは難しいって聞くけど、やっぱり難しいのかな…?プログラミングの難易度を知りたい。
本記事では上記の疑問に答えていきます。
結論からいうと「プログラミングは難しい」は嘘です。プログラミングは実際は難しくなく、むしろ英語やその他のスキルと比較しても簡単な部類に入ります。
それでも、「いや、プログラミングは難しいってよく耳にするし、実際は難しいんだよね?」と思うかも知れません。でも、その言葉は信じない方が良いです。なぜならプログラミングは本当に難しくないからです。
そこで本記事では、
- プログラミングを難しいと感じてしまう人が多い理由【実は簡単】
- プログラミングを習得する取り組み方のポイント3つ
これらについて解説します。
プログラミングは、取り組み方一つによって、習得難易度が大きく変わります。だからこそ、正しい学習のポイントを知り、取り組む必要があります。その方法も本記事で解説します。
これを書いている僕は、未経験からプログラミングを勉強してスキルを習得。現在は当時身につけたスキルを使い、個人でしゅを得られるようになりました。
実際に自分で勉強して習得してきた経験があるからこそ、プログラミングを簡単すぎとまでは言えないものの、やれば習得できると断言できます。
実体験をもとに、「プログラミングが難しい」が誤りである理由や、学習のポイントを解説していきますね。
Contents
なぜ「プログラミング難しい」「全くわからない」と感じてしまう人が多いのか?【理由は5つある】
- 「プログラミングは難しい」という言葉を信じすぎている
- エラーが多すぎて行き詰まる
- 仕組みを全て理解しようと思いパンクする
- 学習が楽になる前の段階で諦めてしまう
- 難しい言語を選んでしまっている
多くの人が「プログラミングを難しい」と感じてしまう理由は上記5つです。
一つずつ解説しますね。
1. 「プログラミングは難しい」という言葉を信じすぎている
昔の僕もそうでしたが、プログラミング初心者の多くは、先人の言う「プログラミングは難しい」という言葉を信じすぎています。
そのため、プログラミングを始める前から「プログラミングはハードルが高そう」という風に、プログラミングに対して過剰に身構えてしまいがちなんですよね。
プログラミングは難しいという固定観念が先行している分、少しでもわからないことがあると、「やっぱりプログラミングは難しい」「自分には無理だ」という風に、過剰に反応し、諦めてしまうことが多いです。
ではなぜ「プログラミングは難しい」と先人がいうのかというと、一言でいえば、プログラミングを習得してきた先人たちが、自分たちの立場を守るために言ってるだけです。
彼らからすれば、プログラミングは自身が努力して習得してきたものです。それを一言で「簡単」と言われると、自身のこれまでの努力を否定されたように感じるんですよね。
ですから、「プログラミングは難しいから覚悟して臨まないと厳しいよ」ということを、エンジニアやプログラマー歴が長い年長者ほど、口を揃えて言いがちです。
でも実際は冒頭の通り、プログラミングは難しくないです。学歴や経歴関係なしに、正しい方法で取り組めば習得できます。
このように「プログラミングは難しい」という言葉を信じすぎていることが、プログラミングを難しいと感じる最も大きな要因です。
2. エラーが多すぎて行き詰まる
プログラミングはエラーの連続です。特に学習を始めた初期の段階は、エラーに悩まされることが本当に多く、行き詰まっている人もたくさんいます。
僕もプログラミングを始めたばかりの頃は、毎日のようにプログラミングのエラーにぶち当たっていました。1つのエラーを解消するために30分、1時間と時間を消費することも多かったです。
その都度、「こんなところでつまづいていたら、この先大丈夫かな…」といつも不安に感じていました。
このように「エラーが多すぎて行き詰まる」ことは、プログラミングが難しいと感じてしまう理由の一つです。
3. 仕組みを全て理解しようと思いパンクする
プログラミング初心者の場合、プログラミングの仕組み全てを理解しようとし、パンクする人が多いです。
これに対してはっきり言うと、プログラミングの全ての仕組みを理解することは無理ですし、そもそも必要ないんですよね。
プログラミングの世界は本当に奥が深いです。どれだけベテランのエンジニアであっても、どれだけ経験を積んでいたとしても、わからないことはたくさんあります。
だからこそ、全部を理解しようとせず、必要なポイントを、必要なだけ学んでいけばいいんですよね。
一方、このさじ加減がわからず、片っぱしから全部仕組みを理解しようとし、挫折する初心者が多く存在することが事実です。
初心者ですから、一人で勉強していたら、そうなってしまうことも無理はありません。僕も学習を始めた頃は全部吸収しようとして、結局どれも中途半端になり、時間を無駄にしたことがありました。
だからこそ、本当に必要な知識がどれかを見極めて勉強することが、初心者がプログラミングを習得するためには必要なことです。
4. 学習が楽になる前の段階で諦めてしまう
プログラミング学習は、学習初期が最も大変で、慣れてくるとだんだん楽になってきます。
プログラミングの学習時間と習熟度をグラフにすると以下の通りです。
横軸がかけた時間で、縦軸が習熟度です。最初の頃はなかなか伸びませんが、ある時を境に一気に伸びます。
プログラミングが難しいと挫折してしまう人の多くは、初期のなだらかな時期」で脱落しているケースが多いですね。
あと少し頑張れば一気に習熟度が上がるんですけどね。
だからこそ、学習を始めたばかりの段階で「あープログラミングやっぱり難しいからやめよう!」と諦めてしまうことは、非常に勿体無いと思ってしまいます。
5. 難しい言語を選んでしまっている
プログラミング言語の中にも「易しめの言語」と「難しめの言語」があります。
この事実を知らずに難しい言語を選んでしまうと、当然ながらプログラミングを習得することはできず、「やっぱりプログラミングは難しい」と挫折につながってしまいます。
一方で、「易しい言語」をしっかりと把握しておけば、このようなことにはならないです。
ちなみに僕の場合、Rubyという「易しい言語」からプログラミングを始めたので、問題ありませんでした。
一方、JavaやC言語は「難しい言語」は難しいです。JavaやC言語を学習している場合、挫折する人が僕の周囲でも多かったですね。
以上の5つが、プログラミングが難しく感じてしまう5つの理由です。
プログラミングを勉強始めて難しく感じ、「なんて頭が悪いんだろう」「プログラミングむずすぎ」と感じるのは、上記のように明確な理由があるんですよね。
あなたが頭が悪いわけでも、プログラミングがむずすぎるわけでもありません。理由は明確なので、対策を打てばOKです。
【簡単】難しくないプログラミングの学び方【ポイントは3つ】
以上のことを踏まえて、プログラミングをスムーズに習得するポイントは3つあります。
- 簡単な言語から勉強を始める
- 全てを理解しようとしない
- プロに頼りながら学習する
結論上記の通りです。それぞれ解説します。
1. 簡単な言語から始める
一つ目のポイントは、簡単なプログラミング言語から学習をスタートすることです。
前述通り、プログラミングには易しい言語と難しい言語があります。
そして「易しい言語だから役立たない」「難しい言語だからこそ役立つ」ということは、プログラミングにおいては一切ありません。
例えば、簡単な言語でも「年収1,000万円」の高収入を実現することはできますし、「リモートワーク」や「週3勤務」の働き方をすることもできます。言語自体の需要が高く、一度スキルを身につけてしまえば「仕事に困らない状態」を作ることもできます。
一方、難しい言語をやっとの思いで習得しても、年収1,000円に到達しなかったり、リモートワークや週3勤務ができなかったりする場合もあります。なぜなら難しい言語は、そもそも企業からの需要が低いケースも多いからです。
どちらを選ぶもあなたの自由です。僕は簡単な言語であるRubyを選びました。結果正解でした。
このように、習得難易度の低い言語を選ぶことをするだけでも、プログラミングの挫折率は大きく下がります。
初心者向きのプログラミング言語
- Ruby
- PHP
特におすすめは、Web系言語のRubyとPHPです。
どちらも文法がシンプルでわかりやすく、初心者でも無理なく学べる代表的なプログラミング言語です。
その上RubyもPHPも、フリーランスエンジニアになれば年収1,000万円を目指せますし、リモートワークや週3勤務などもできる言語です
。また、企業からの需要も高い言語のため、最も失敗しにくい、定番的なプログラミング言語です。
「初めてのプログラミング」には特にぴったりなので、初心者はRubyやPHPから始めることが個人的にはおすすめです。
なお、僕が最初に習得したRubyを習得して実現できることは「Rubyでできることや作れるものを事例で紹介【実現できるライフスタイルも解説】」で解説しているので参考にしてみてください。
2. 全てを理解しようとしない
二つ目のポイントは、プログラミング学習を始めたら、全てを理解しようとしないことです。
前述通り、最初から全てを理解しようとしてもまず無理です。そうやって無駄に脳のリソースを消費するよりも、最初はどんどん手を動かした方が良いですね。
「コードを書く⇄わからないことにぶつかる」。これを繰り返すことで、実務に必要なスキルは自然と身についていきます。
だからこそ、頭ばかり使ってパンクするのではなく、とにかく実践行動がおすすめですね。コードを書きながら、身体で覚えていきましょう。
なお、初心者がやるべき具体的な行動ステップは「プログラミング初心者は何から始めればいい?3ステップで勉強手順を解説」の記事でまとめているので、こちらも参考にしてみて下さい。
3. プロに頼りながら学習する
最後三つ目のポイントは、プロに頼りながら学習することです。3つのポイントの中でも、これが最も重要です。
二つ目のポイントに沿って行動した場合、学習の途中で「わからないこと」には何度もぶつかります。前述したエラーもそうです。
その都度自身で調べごとをして、解決していくこともまあ良いのですが、それでも多くの人は解決できませんし、解決できたとしても時間と労力がかかりすぎます。
前述通り、初心者だと1つのエラーを解消するために30分、1時間とかかることもあります。時間が豊富にある学生ならまだしも、社会人は学習に充てられる時間もかなり限られます。ですから、全部自分一人でやるのはかなり非効率です。
一方、「わからないことはプロに頼ること」を徹底するだけでも、学習効率は何倍にも跳ね上がります。
例えばプログラミングのエラー1つを取っても、一人だと30分、1時間かかることも、プロに聞けば30秒、1分で解決することも多いです。時間短縮がなんと「1/60」にもなるので、効率性は「60倍」です。
上記はあくまで一例ですが、プロに頼れる環境をつくると、プログラミング学習ほ無駄がほぼなくなります。
結果、一人だと半年〜1年間かかることも、プロに頼れば1〜3ヶ月間で習得することも現実的に十分可能です。
だからこそ、プログラミング学習は「プロに力を借りながら進めること」が最大のコツです。あなたの身近に頼れるプロがいれば、環境を有効活用すべきですね。
身近に頼れるプロがいない場合はスクールがおすすめ
一方で、身近に頼れるプロがいない人が大半かと思います。
その場合、手っ取り早くプロに頼るなら「プログラミングスクール」の利用がおすすめですね。
プログラミングスクールのメリット
プログラミングスクールには、わからないことをいつでもプロのエンジニアに聞ける環境があります。
僕もプログラミングスクールを利用しましたが、独学と比較して、疑問点をすぐに聞く相手がいたことで、プログラミング習得までの道のりをかなりショートカットすることができました。
プログラミングスクールでは、前述したRubyやPHPをメインで扱っているところが多いですし、実務で必要なスキルをピンポイントで学べるカリキュラムも整っています。つまり、学習に一切無駄がないです。
プログラミングスクールで実践練習を積んでいけば、最短1ヶ月でエンジニア就職・転職する力も身につきますし、3ヶ月あれば大半の人は就職・転職する力は問題なく身につきます。
実体験からも、プログラミングを習得するならプログラミングスクールがおすすめですね。
プログラミングスクールを実際に受講して感じたメリット・デメリットについては「【受講者が暴露】プログラミングスクールの本当のメリット・デメリット」でまとめているので、スクール受講の際は参考にすると得られるものがあると思います。
おすすめプログラミングスクール
ここまで述べてきた通り、プログラミングを学ぶ場合はプログラミングスクール利用がおすすめです。
とはいえ、プログラミングスクールもたくさん数があり、どこのスクールを検討すへばいいかわからないはず。
僕もプログラミングスクールの受講を検討し始めたことは、どこのスクールが良いのか、判別がつかなかったので気持ちがよくわかります。
なので参考までに、僕が実際に本受講したり、無料体験やカウンセリングを通じて比較し、「このスクールであれば間違いない」と思えたプログラミングスクールは「受講者がおすすめするプログラミングスクール5選【徹底比較】」でまとめています。
この中から選べば、少なくともスクール選びの失敗確率は極限まで減らせるかと思います。

結論:プログラミングが難しいは誤り【簡単なので、ノイズは気にせず行動しよう】
述べてきた通り、プログラミングは難しいイメージが先行していますが、実際は全く難しくありません。
特に今回ご紹介した以下3つのポイントを押さえれば、1〜3ヶ月で仕事レベルのプログラミングスキルを習得することは十分可能です。
- 簡単な言語から勉強を始めてみる(RubyやPHPなど)
- 全てを理解しようとしない(とにかく行動する。コードを書く)
- プロに頼りながら学習する(プログラミングスクールを利用する)
僕自身、プログラミングスキルを習得してから感じますが、プログラミングは現代最強のスキルだと思います。
今はエンジニアが圧倒的に不足しているので、普通の凡人でも1〜2年経験を積めば、20代や30代の若さで年収800〜1,000万円以上の高収入を実現できます。また、リモートワークや週3勤務などの自由な働き方も実現できます。
普通の凡人でも習得でき、会社に依存することなく、十分な収入や満足できる働き方を同時に手に入れられるのは、世界を見渡してもプログラミングスキルくらいかと思います。
それほど最強の武器を前に、「プログラミングは難しい」という固定観念で諦めてしまうのは、人生最大のチャンスを棒に振っていることと同じかなと思います。
プログラミングは本当にやれば習得できます。だからこそ、まずは1ヶ月でもいいので、期限を切って勉強してみることがあなたの未来のために良いんじゃないかなと思います。
人気記事受講者がおすすめするプログラミングスクール5選【徹底比較】