こんにちは。プログラマー兼WebマーケターのRuiです。
さて、最近はプログラミングを学んでエンジニア就職を目指す人が増えていますね。
それもそのはず、エンジニアは未経験でも数ヶ月でなれる上に、実務経験を数年積めばフリーランスエンジニアとして独立もできます。
加えてフリーランスエンジニアになれば20〜30代で年収1,000万円、週3勤務、リモートワークなどの生き方を実現することもできます。
得られるメリットを考えても、多くの方がプログラミングを学ぶことは、ある意味必然かなと思います。
このように、プログラミングスキルは人生の選択肢は広げるものですが、そういった未来への第一歩が「プログラミングを学んで就職すること」です。
とはいえ、
プログラミングでどの程度のレベルになれば、就職できるのかな?
このように、プログラミング就職で必要なレベル感って、イマイチ具体的な基準がイメージできないですよね。
これに対する結論から言うと、プログラミングを学んで就職や転職を目指す場合、「基礎レベルのスキル」があれば十分実現できます。
そこで本記事では、プログラミングで就職できるレベルについて具体的な事例をあげつつ、必要なステップ含めて解説をしていきます。
僕の経歴
現在Webマーケター兼プログラマーとして働いていますが、元々は人材業界の営業職でした。それこそプログラミングは完全未経験の状態でしたが、今では月に30万円ほど、プログラミングスキルを使い、個人で収入を得られるようになりました。
また前職の人材会社では多くのIT企業の転職支援をしてきたことで、エンジニア就職に必要なレベルは、企業側の生声を通じて把握しています。
このような経験から、プログラミング就職・転職で必要なレベルについて、解説していきます。
Contents
プログラミングで就職・転職できるレベルは「基礎レベル」で十分な理由
理由はシンプルで、多くのIT/Web企業は経験者が採用できず、未経験者を採用している方針に切り替えているからです。
イメージを持っていただくために、具体的な事例をご紹介しますね。
事例:僕が採用支援をしていたIT企業
例えば、僕が前職の人材会社で採用支援をしていたIT企業には、月に100万円以上、転職サイトに広告掲載費用をかけている企業も多くありました。
が、月100万円かけても、エンジニアの「経験者採用」ができていなかったんですよね….。
それもそのはず、いまエンジニア含むIT人材はとにかく不足しています。この事実については、以下のデータをみるとわかるかと思います。
引用:doda求人倍率
上記は転職サイトdodaがまとめた「求人倍率データ」です。
これをみると、エンジニアやプログラマーに当てはまる「IT・通信」の求人倍率は7.85倍となっています。
求人倍率は1人あたり何件の求人があるか、求人数が倍率の数値に当たります。上記でいうと、一人当たり7.85件の求人があることになります。そのため、IT人材の数に対して「仕事余りの状態」なんですよね。
全職種の平均が2.81倍であることからも、IT人材が不足していることがわかるかと思います。ちなみに全職種で最も求人倍率が高いのがIT・通信です。
このように、マーケット全体を見渡したとき、エンジニアやプログラマーは圧倒的に不足しています。
ですから多くの企業は、お金をかけてエンジニア経験者を募集しても採用できないんですよね。
多くの企業は未経験者を採用している
このような背景があるため、一部の大手人気企業を除き、大半のIT/Web企業は、お金をかけて取れるかわからない経験者採用を目指すよりも、確実に採用できる未経験層を採用し、自社で教育する方針に切り替えています。
事実そうした方が、企業として採用がうまくいく事例が多いんですよね。実際に僕が採用支援をやっていた企業も、未経験者の採用に切り替えてから、採用がうまくいくようになりました。
とはいえ、「完全に」プログラミング未経験だと、HTMLやCSSといった超基礎から教えないといけません。僕がいろんな企業を見てきた中では、そこまで教育の余力がない会社も多いです。
ですから、最低限基本的なプログラミングレベルを身につけている未経験層が、転職市場においては特に人気となっています。
このような背景があるため、最近は即戦力とは程遠い未経験者でも、プログラミングを学んで基礎スキルさえつければ、就職や転職が目指せます。
プログラミングで独立して仕事をするレベルは?【就職よりレベルは高い】
一方、プログラミングを学んで独立する場合、求められるレベル感は上がります。
これも事例を挙げて解説しますね。
例:月単価60万円以上のフリーランスエンジニアを目指す場合
フリーランス向けエージェントのレバテックフリーランスが行った調査によると、フリーランスエンジニアの約67%の人は「月単価60万円以上」となっています。
つまり、3人に2人は月60万円以上稼げているということですね。
さて、月60万円以上の単価のレベル感は、具体的にいうと「企業での実務経験2年くらい」が基準です。
就職して経験を積めば月60万円くらいは目指せるということですね。
一方、実務経験がないまま独立した場合、月60万円以上を実現することはかなり難しいです。
例:月5〜20万円くらいならすぐ独立しても目指せるレベル
とはいえ、月に5〜20万円くらいを稼ぎたいだけであれば、プログラミングを学んですぐに独立しても十分目指せるレベルです。
それこそ月に30万円くらいも、頑張ればいけるレベル感ですね。
とはいえ、月に5〜30万円を目指して独立する場合も、企業に就職、転職するレベルと比較すると、求められるレベル感は上がります。
すぐに独立して仕事を得たい場合は、簡単でもいいのでオリジナルサービス開発やWebサイトが作れるなど、そういったレベル感が必要となります。
このように、「独立」に関しては、就職や転職と比較すると求められるレベルは上がります。
ということで、これからプログラミングを始める場合、独立を考えるにしても、まずは企業に就職、転職を目指すことが、最も無難で確実な方法ですね。
プログラミングで就職、転職できるレベルに最短最速で辿り着く方法
では実際、どのようにプログラミングを学んでいけば就職、転職できるかというと、結論、以下の方法がおすすめです。
- プログラミング学習サイトで超基本を学ぶ(期間:1〜2週間)
- プログラミングスクールで実践形式で学ぶ(期間:1〜3ヶ月)
結論、上記の通りです。
この通りに行動すれば、それこそいまから1〜3ヶ月程度の学習期間でも、プログラミングで就職するレベルに到達可能です。
プログラミング学習サイトについて
まずプログラミング学習サイトですが、利用するサイトはProgateでOKです。
Progateは非常に質の高い学習サイトで有名です。僕自身も初めてプログラミングを勉強したとき利用しましたが、初心者でもわかりやすく、プログラミングの基礎を学ぶことができました。
有料と無料コンテンツは分かれるものの、無料部分をやるだけでも、濃密な学びを得ることができます。
学習サイトに加え、プログラミングスクールで実践形式で学習しよう
また、学習サイトのみだと十分ではないため、就職や転職に強いプログラミングスクールを利用することが必要です。
プログラミングスクールの特徴は、プログラミング学習サイトと異なり、カリキュラムを通じて「オリジナルサービス開発」の経験まで積むことができます。
僕自身もスクールで勉強しましたが、スクールでのサービス開発経験は、就職や転職、独立や副業、いずれの道を目指す際にも活きました。
だからこそ、スクールでサービス開発まで経験しておくと、後々楽になるのでおすすめです。
なおプログラミングスクールでの学習期間は1〜3ヶ月程度でOKです。
このように、プログラミング学習サイトとプログラミングスクールの2つを3ヶ月くらいこなすだけでも、プログラミングで就職、転職するレベルには十分到達できます。
なお、プログラミングスクールにも良し悪しがあるため「スクール選び」は重要です。
参考までに、就職、転職に強いプログラミングスクールは「就職・転職に本当に強いプログラミングスクール5選【転職に失敗したくない方向け】」の記事でまとめています。
僕が実際に受講したスクールや、評判の良いスクールのみ厳選して紹介しています。良ければ参考にしてみてくださいm(_ _)m
結論:プログラミングで就職するなら基本レベルで十分
述べてきた通り、いまエンジニアやプログラマーは圧倒的に人手不足です。
そのため、驚くべきことに、今なら学歴や経歴関係なくどんな方であっても、プログラミングを学べば就職や転職ができます。
それこそ今回ご紹介した方法を使えば、3ヶ月後にはプログラミングを習得してエンジニアになれます。
そこで実務経験を数年積めば、フリーランスエンジニアとして年収1,000万円やリモートワーク、週3勤務などの働き方も実現できます。
サラリーマンとして10年20年我慢して働いても、年収500万円に届くかどうかの世の中です。
それでもプログラミングを学べば、サラリーマンで10年20年働いた先にたどり着く待遇よりも遥かに良い条件を、たった数年という短期間で目指せます。
僕自身、プログラミングスキルを身につけて感じますが、これほど自由を得やすいスキルは他にはありません。プログラミングスキルは手に職ですし、一度身につけてしまえば仕事には困りません。
また就職や転職だけでなく、独立や副業でもいきます。身につけておいて得することはあっても、損することはほぼありません。
ということで、いまから行動すれば3ヶ月後には人生変わります。理想の未来を描きつつ、行動あるのみですね。
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