プログラミングを学んで半年後にはエンジニアになりたいな。プログラミングスクールを受講すれば、半年後でもエンジニアになれるのかな?
本記事では上記の疑問に答えます。
結論から言うと、プログラミングスクールを利用すれば、半年後にエンジニアになることは可能です。
特に就職や転職支援に強い「就職・転職支援に本当に強いプログラミングスクール5選【転職事情も解説】」で書いているようなスクールを利用すれば、半年もかけることなく、最短2〜3ヶ月程度でもエンジニアになることが可能です。

ということが結論ですが、本記事ではより具体的に、プログラミングスクールを利用すれば半年後にはエンジニアになれる理由を解説します。
また「独学」でプログラミングを学んだ場合も、プログラミングスクール同様、半年後にエンジニアになれるかどうかも、本記事で結論をお伝えします。
これを書いている僕は、未経験からプログラミングスクールを受講。現在はエンジニア兼Webマーケターとして仕事をしている立場です。
また、IT・Web企業の転職支援の仕事に長く携わっていたこともあり、未経験からエンジニア転職で成功する人、失敗する人を多くみてきました。
未経験からプログラミングスクールを実際に受講した視点と、企業側の視点、双方から事実をお伝えできることが、本記事の価値だと思っています。
3分ほどで読める文量なので、「プログラミングスクールを受講して、半年後には必ずエンジニアになりたい」と思う人のみ、良ければ続きをどうぞ。
Contents
プログラミングスクールなら半年後にエンジニアになれる理由
結論、
- プログラミング学習
- 転職活動
この両方の期間を足し合わせても「半年もかからないことが大半だから」です。
早い人は2〜3ヶ月、遅くとも4〜6ヶ月以内にはエンジニアになっている
プログラミングスクールを受講した立場と、エンジニアの転職支援をしている経験から言うと、早い人は2〜3ヶ月でエンジニアになっていますし、遅くとも4〜6ヶ月以内にはエンジニアになっている人が多いです。
もちろん中には半年以上かかる人もいます。ですがこの場合は、そもそもの学習方法を誤っており、人よりも学習に時間がかかっていたり、非効率な転職活動をしているケースが見ていて多いです。
その点プログラミングスクールに通えば、学習方法も転職活動も、簡単に正しい方法を知り、それに沿って進めることができます。結果、半年という期間でも、プログラミングスクールであればエンジニアになることは可能です。
プログラミングスクール受講⇨エンジニアになるまでの流れ
参考までに、「プログラミングスクール受講からエンジニアになるまでの流れ」も挙げますね。
プログラミングスクールを受講した際に流れは概ね上記の感じです。
まずプログラミングスクールに申し込みを行い、受講料を支払います。次に、1〜3ヶ月程度、基礎学習と実践学習を行っていきます。
その後はプログラミングスクールによって、以下の2パターンにやり方が分かれます。
- 学習が完全に終わってから、就職・転職活動スタート
- 学習が終わる前から、学習と並行して就職・転職活動スタート
こんな感じです。学習と転職活動を切り分けて行うスクールと、両方を同時期に行い最短でエンジニアを目指すスクール、この両方があるんですよね。
上記流れを踏まえて
- プログラミングスクールでの学習
- 転職活動
それぞれに必要な期間を、もう分解して考えてみます。
プログラミングスクールの学習は3ヶ月あれば十分
まずプログラミングスクールですが、学習は半年も不要で、3ヶ月あれば十分です。
例えば僕が受講したTechAcademy [テックアカデミー]だと、3ヶ月コースの場合、ざっくり以下のようなカリキュラムとなっていました。
【事例】プログラミングスクール「TechAcademy」の流れ
- 1ヶ月目:プログラミングの基礎を学ぶ
- 2ヶ月目:既存サービスのクローンを開発する
- 3ヶ月目:オリジナルサービスを開発する
厳密には期間は決まっていませんが、こんな感じです。
最初に基礎固めし、その後は既存で出ているサービス(例:Twitterなど)のクローンを開発し、その後は新たなオリジナルサービスを作るという流れでした。以下僕が使っていた実際のカリキュラムです。
こんな感じで、プログラミングスクールはカリキュラムが作られています。
この流れで、3ヶ月程度時間をかけて、学ぶ感じでしたね。
学習は3ヶ月かけなくても実は十分
上記の通り、学習は3ヶ月かけなくても、実は2ヶ月程度でも十分です。
最たる例は「プログラミングスクールの転職支援」を利用する場合です。この場合は、3ヶ月目にあった「オリジナルサービス開発経験」がなくても、エンジニア転職できるケースが多いです。
なぜなら、プログラミングスクール経由の転職先は、入社時点で高いスキルを候補者に求めていないからです。
スクール経由の転職先は、もともと「エンジニアの卵」を採用し、自社で教育する気満々の企業たちです。そのためバリバリに開発経験がある人を求めていないので、入社ハードルが低いんですよね。
【朗報】スクール経由の就職先は優良企業も多い
僕はプログラミングスクールの担当者とも関わりがあり、スクール経由の就職先をバイネームで多く知っていますが、スクール経由の就職先には優良企業も多いです。
例えば、働きやすいWeb系自社開発の会社も多くありますし、エンジニアとして個人で稼ぐスキルを習得できる会社であれば数えきれないほど存在します。
学習に時間をかけてまで、1社目にこだわる必要もない
上記の通り、そもそも学習に時間をかけてまで、1社目にこだわる必要は、特にエンジニアの場合はありません。
例えば、1社目はとにかく実務経験を積める会社を優先。そこで実務経験を1年ほど積めば、2社目以降、より良い待遇の優良企業へ転職することは可能です。
また実務経験を1〜2年ほど積めば、フリーランスエンジニアになることもできます。フリーランスエンジニアなら20〜30代の若さで年収1,000万円やリモートワーク、週3勤務で年収500万円などの働き方もできます。
よほど最初の転職先にこだわりがあるなら、じっくり時間をかけて、実績を作って、良い企業を目指してももちろん良いです。
ですがそもそも論として、未経験から1社目で超優良企業に入れることは稀です。
それであれば、学習は必要なことだけ学んだら早いうちにエンジニアになり、現場で実務経験を積んでステップアップした方が、報われるタイミングは早く訪れますよ。
なのでプログラミングスクールであれば、3ヶ月ほどが目安ではありますが「2ヶ月程度」の学習でも十分です。むしろ「1ヶ月」でも、エンジニアになること自体は可能です。
なお、プログラミング学習に必要な学習時間については「プログラミングの習得期間(時間)はどれくらい?【3パターンで必要な学習時間を解説】」でも解説しているので、良ければ参考にしてみてください。

就職・転職活動も3ヶ月あれば十分
また「就職・転職活動」についても、半年もの期間は一切不要です。
特に「プログラミングスクール経由」で転職を目指す場合は、3ヶ月あれば十分転職できます。
これが一般の転職サイトや転職エージェントを利用する場合は、もう少し時間がかかる可能性が高いです。一般のサイトはプログラミングスクール経由とは異なり、未経験を採用していない会社も多く、書類選考落ちしやすいからです。
その点プログラミングスクール経由であれば、高い書類通過率を実現できるだけでなく、面接ハードルも低いです。結果最短でエンジニアになれます。
プログラミングスクール経由の学習と転職活動の目安まとめ
- 学習:最大3ヶ月
- 就職活動:最大3ヶ月
上記となります。
ですからプログラミングスクール経由であれば、最長でも半年でエンジニアになることが可能です。
プログラミング独学の場合も半年後にエンジニアになれる?【厳しい】
一方で「独学」でプログラミングを学ぶ場合、半年でエンジニアは残念ながら難しいです。
なぜなら独学の場合、「プログラミング学習」と「転職活動」ともに、スクール経由より時間を要するからです。
プログラミング独学⇨エンジニアになるまでの流れ
先ほどと同様、独学でプログラミングを学ぶ場合の流れも紹介しますね。
結論、上記のような流れとなります。
独学だけで半年以上、長いと1年近くかかることが多い
まず独学の場合は、プログラミング学習だけでも半年以上、長いと1年近くかかることも多いです。
なんで独学だと半年以上もかかるのか
一番の理由は、わからないことを聞く相手がおらず、全部一人で学習していかないといけないからです。
プログラミング学習の最大の敵は「エラー」です。特に、実際にサービス開発を模擬練習する「実践学習」の時は、もうウンザリするほどエラーが出てくるんですよね。
エラーの解決だけで毎日2時間以上も
僕もそうでしたが、初心者の時はエラー1つ解決するのに、30分、1時間、多い時は2時間以上も消費します。
その都度、自分でネットや本を使って調べていくのですが、これがかなりしんどいんですよね。
しかも上記のエラーは毎日何回も出るような感じです。なので独学の場合、学習が一向に進まないんですよね…。
挫折率も90%以上
その上独学の場合は、挫折する人が大半です。
事実、プログラミング独学の挫折率は90%ほど存在します。つまり10人に9人は挫折します。
このように、時間がかかるだけでなく、時間をかけてもゴールまでたどり着けない可能性が高いんですよね。
その点プログラミングスクールであれば、わからないことがあっても、すぐにプロのエンジニアに質問できます。例えば、初心者だと1時間かかっても解決できないようなエラーも、プロの手にかかれば一瞬、1分程度で解決できることも多いです。
プログラミングの上達の秘訣は、とにかくコードを書きながら覚えていくことです。エラーの解消で何時間も消費していても、そこまで成長しないんですよ。それならプロに聞きながらでもスイスイとコードを書いた方が、何倍も早く成長します。
このような理由から、特に独学の場合は、学習フェーズで時間がかかります。それこそ学習だけで半年以上かかることもザラにあります。
その時点で、半年後にエンジニアは不可能ということになります。僕自身、多くのプログラミング学習者を見てきましたが、これがプログラミング独学の実態です。

転職活動も独学だと時間がかかりやすい
また独学の場合、転職活動も時間が多くかかりやすいです。なぜなら、前述したプログラミングスクールの就職支援を使うことができないからです。
例えば、一般の転職サイトを利用するしかないので、書類選考通過率は低くなります。また面接も簡単ではないので、対策にも時間が多くかかります。
プログラミングスクール経由であれば1ヶ月でも転職できましたが、独学は1ヶ月だと厳しいですね。書類選考をまとめて応募したとしても、最低2ヶ月は必要だと思います。3ヶ月程度は妥当で見ておき、もっと長くなる可能性も視野に入れた方が良いです。
独学の「学習」と「転職活動」の目安まとめ
- 学習:6ヶ月〜12ヶ月
- 就職活動:2ヶ月〜3ヶ月(3ヶ月以上かかる可能性も)
上記となります。
もちろん中には、独学であっても、半年以内でエンジニアになる人も存在します。
ですがそれは少数派であることも事実。そもそも独学は「10人に9人は挫折する世界」だからです。
ですから独学の場合は、半年でエンジニアは現実的に難しいこと。これが大半の人への総論です。
半年でエンジニア・プログラマーを目指せるプログラミングスクール
前述通り、プログラミングスクールであれば半年でエンジニアになることは可能です。
ですが、ここで必ず気をつけておきたいことは、質が低いスクールを選ばないことです。
なぜなら、もし仮に質の低いプログラミングスクールを誤って選んでしまうと、半年経ってもエンジニアになることができないからです。
僕はプログラミングスクールを自身で受講しており、周囲にもたくさんの受講者がいますが、中には本当にひどいスクールも残念ながら存在します。学習サポートは薄く、転職サポートも弱い。そういうスクールは実は存在しています。
だからこそ、本当に質の高いプログラミングスクールを選ぶことが、半年でエンジニアになるなら極めて重要となります。
その観点に沿って選んだプログラミングスクールを「就職・転職支援に本当に強いプログラミングスクール5選【転職事情も解説】」の記事で紹介しています。この中から選べば間違いないです。
プログラミングスクールは決して安くないからこそ、ちゃんと比較して、選ぶことが大事です。こちらの記事も参考にしつつ、あなたの夢を実現できる良質なスクールを見つけ、利用するようにしましょう。
詳細はこちら👇

まとめ
記事の内容をまとめます。
・プログラミングスクールを使えば半年でエンジニアになれる(学習で1〜3ヶ月、転職活動で1〜3ヶ月)
・プログラミング独学だと半年でエンジニアは厳しい(学習で6〜12ヶ月、転職活動で2〜3ヶ月※もっと長期化することも)
・プログラミングスクールは質の低いところは選んではいけない(半年でエンジニアになれない可能性がある)
・迷ったら「就職・転職支援に本当に強いプログラミングスクール5選【転職事情も解説】」の中からスクールを選べば間違いない
まとめると上記の通りです。
記事で述べた通り、プログラミングスクールを使えば半年もかからず、エンジニアになることができます。
前述通り、エンジニアとして実務経験を1〜2年ほど積めば、フリーランスエンジニアになることができます。フリーランスエンジニアなら年収1,000万円やリモートワーク、週3勤務で年収500万円などの働き方もできます。
またプログラミングスクールで学習すれば、半年程度で「副業」で稼ぐこともできます。そういった未来も、プログラミングスクールで学んだ先に待っているんですよね。
いずれにしても、質の低いスクールを使うことだけは絶対に避けましょう。お金と時間をドブに捨てることにも繋がります。
ということで、本記事は以上です。

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