こんにちは。WebプログラマーのRuiです。
さて、僕は新卒で人材業界に営業職として入社し、入社4年目でWebマーケティング企業へ転職しました。
そこで働きながらプログラミングスクールを利用して「Ruby」を習得、現在は当時身につけたプログラミングスキルを使い、副業で20〜30万円/月ほどの収入を得ることができるようになりました。
僕は今でこそPHPなど別の言語も使えるようになりましたが、一番最初に選んだ言語が「Ruby」でした。
ではなぜRubyを最初の言語として選んだかというと、Rubyを習得すると、作れるものやできることが広がる上に、実現できるライフスタイルの選択肢も圧倒的に増える事実を知ったからです。
そこで本記事では、
- Rubyを学んで作れるものやできること(逆にRubyでできないことも)
- Rubyを学ぶと実現できるライフスタイル
- Rubyを学ぶことがおすすめな人
これらについて、未経験からRubyを習得し、実際にRubyで仕事をしている立場から解説します。
もしRubyを学ぼうかどうか悩んでいるなら、本記事を読めば、Rubyを学んで得られる未来がわかりますよ。
5分ほどで読める文量ですので、よければ続きをどうぞm(_ _)m
Contents
Rubyを学んで作れるものやできること
- Webアプリケーション開発
- SNSやポータルサイトの開発
Rubyで作れるものはたくさんありますが、中でもメインとなるものは上記です。
実際にRubyでの制作物を見た方がイメージがつくと思うので、それぞれ実際の「事例」付きで解説しますね!
Webアプリケーション
まずは「Webアプリケーション」です。Rubyが最も利用されるのはWebアプリケーション開発の現場ですね。
事例:クックパッド(Webサービス)
例えばクックパッド。
クックパッドはRubyで作られている代表的なWebアプリケーションです。
クックパッドをご覧いただくとわかりますが、クックパッドには「会員登録」や「ログイン機能」があります。Rubyができると、こういった機能を簡単に実装することができるんですよね。
なのでRubyができると、例えば自分でWebサービスを立ち上げて、人を集めて会員登録を行い、そこでビジネスを展開する、ということも個人でできるようになります。
他にも、動画サービスの「Hulu」や、ソフトウェア開発ぷらっとドームの「GitHub」なども、Rubyが利用されているWebサービスです。
Rubyで作られている代表的なWebアプリケーション
- クックパッド
- Hulu
- GitHub
SNSやポータルサイト
SNSやポータルサイト開発も、Rubyであれば作ることができます。
事例:Wantedly(ビジネスSNS)
例えばWantedly。
Wantedlyはビジネスに特化したSNSです。
SNSというと「フォロー」「イイね」「リツイート」などの機能があることが一般的ですよね。Rubyができると、このような機能も実装することができます。
またSNSでいうと、TwitterもRubyが利用されています。Rubyができると、TwitterのようなSNSを自分で作ることもできるんですよね。自分でSNSを作って人を集めたら、すごく面白そうなことができそうですよね。
Rubyで作られている代表的なSNSやポータルサイト
- Wantedly
- Airbnb
このようなものが、Rubyができると作ることができるメインのものです。
Rubyを学んでも作れないものやできないこと
様々なものが作れるRubyですが、一方で、Rubyにもできない分野(弱い分野)はあります。
こちらも簡単にご紹介しますね。
機械学習
まずは機械学習。機械学習はRubyは相性のよくない分野ですね。
厳密にいうと、Rubyでも機械学習はできます。ですが、機械学習分野でメインとなっているプログラミング言語「Python」と比較すると、大きく遅れを取っていることが実情なんですよね。
なので、機械学習を学びたい場合は、Rubyは最適ではありません。
機械学習におすすめの言語
- Python
スマホアプリ
もう一つがスマホアプリ。スマホアプリも機械学習同様、Rubyでも一応作れるのですが、、それでも相性が良いわけではありません。
スマホアプリを作りたいなら、iPhoneアプリであればSwift、AndroidであればJavaが定番です。
なので、がっつりスマホアプリ開発したい場合も、Rubyは最適な選択肢ではありません。
スマホアプリ開発でおすすめな言語
- Swift(iPhoneアプリ開発)
- Java(Androidアプリ開発)
Rubyを学ぶと実現できる働き方やライフスタイル
また、人によっては、作りたいものは特になく、それ以上に「どんな働き方ができるか」の方が重要という場合があると思います。
むしろ最近だと、エンジニアの働き方に興味を持ち、プログラミングを学ぶ人が増えています。そのため、プログラミングを学ぶ動機としては、働き方の面の方が多いのではないでしょうか。
実際僕もプログラミングに興味を持ったきっかけは、プログラミングで実現できるライフスタイルやワークスタイルに感化されたことが始まりでした。
楽しく、自由に生きるエンジニアやプログラマーをみて、「自分もああいう風になりたいな。」と憧れを持ったことがそもそもの始まりだったんですよね。
なので、Rubyを学んだ先に得られる未来についても、働き方や生き方の視点から解説しますね。
未経験でたった数ヶ月でWeb企業に就職・転職できる
まず就職や転職の面ですが、Rubyを勉強すれば、未経験からでもたった数ヶ月でWeb企業に就職、転職できます。
なぜこれだけ短期間で就職・転職が目指せるかというと、Rubyは企業からの需要が高いためです。
Rubyの特徴の一つに「素早くサービス開発ができる」ということがあります。これは「Ruby on Rails」というフレームワークを使うことで、どんな方でもスムーズに、プログラミングができる仕組みが元々整っているからです。
このような仕組みがある、特にスピード感を重視するWeb系大手企業やベンチャーでは、Rubyは特に好まれ、利用されています。
事実、僕が人材業界にいたときはWeb企業の採用支援もやっていましたが、Rubyエンジニアがどの企業からもニーズが高かったです。実際に企業の経営者や人事責任者からの声がそうだったので、この点は確信を持って断言できます。
このように、Rubyを習得すると、就職先の選択肢がたくさんあります。そのため、たった数ヶ月であっても就職、転職が目指せるんですよね。
収入水準が良いため、独立や副業で稼ぎやすい
加えて、Rubyは独立や副業で稼ぎやすいです。
なぜなら、他のプログラミング言語と比較して収入水準が高いからです。
例:Rubyを学んで「独立」した場合
まずは独立した場合。この場合は「実務経験2〜3年程度」で年収700万円〜1,000万円ほど稼げます。
実際に案件事例も出しますね。
例えば以下はフリーランスエンジニア専門エージェント「レバテックフリーランス」で実際に募集されているRubyの案件です。
これを見ると、案件単価は「〜月80万円(①)」となっており、求めるスキルは「Ruby on Railsの実務開発経験1年以上」となっていますね。
月80万円で年収換算すると、年収960万円となります。上記の書き方だと月80万円はMAXですが、月60万円くらいはもらえます。
月60万の場合は年収換算で年収720万円ですね。
ということで、Rubyの開発経験が1年以上あれば、年収720万円くらいは十分実現できることがわかるかと思います。
このような案件は、Rubyができればいくらでも存在しますよ。だからRubyのフリーランスエンジニアは稼げるんですよね。
それこそRubyのエンジニアであれば、20〜30代で年収1,000万円以上稼ぐことも珍しくないです。このような事実からも、プログラミング言語の中でもRubyは特に稼ぎやすい言語だと感じます。
例:Rubyを学んで「副業」で稼ぐ場合
次に「副業」ですが、この場合でも「月に5〜30万円」くらいは、副業でも稼ぐことができます。
完全に独立した場合と異なり、副業の場合は稼働できる時間も減ります。なので月60万円以上は副業のままだとなかなか厳しいです。
それでも、平日夜や週末の時間を使って副業するくらいであれば、月5〜30万円くらいは十分稼げますね。
事実、僕もこれまでRubyの副業案件をやっていますが、月に20〜30万円をコンスタントに稼ぐことができました。
このように、Rubyができると収入の大きさ(年収700〜1,000万円以上)はもちろん、収入を得る方法(独立や副業)も広がります。
なお、プログラミング言語の中でRubyがどの程度稼げるかについては、「Rubyプログラミングスクールおすすめ5選【本受講&取材したので、体験談付きで解説します】」の記事でデータ付きで解説しています。Rubyが他の言語と比較してどの程度稼げるか知りたい場合は、こちらの記事もチェックしてみてください。
リモートワークや週3勤務など、自由な働き方も実現できる
加えて、Rubyができると、リモートワークや週3勤務などの働き方をすることもできます。
なんでこういった働き方ができるかというと、Rubyを採用するWeb系企業に、自由な働き方を取り入れている企業が多いからです。
Web企業は新しい働き方を取り入れているところが多い
日本から昔からあるメーカーや銀行と異なり、Web企業は新しい分野です。そのため、考え方や働き方も新しい風土を取り入れているところが多いんですよね。
僕は現在Webマーケティング会社にいますが、何時に出社してもOK、むしろリモートワークが推奨されているため、出社する必要もありません。こういった企業が、特にWeb業界では増えているんですよね。
ですからRubyを習得すればこういったWeb企業に就職・転職できますし、独立や副業で場所を選ばず働くことも当然ながらできます。
雇用形態や契約形態にかかわらず自由に働けることは、Web系エンジニアならではの良さだと感じますね。
Rubyを学ぶべき人はこんな人
これらを踏まえて、Rubyを学ぶべき人は以下のような方ですね。
- プログラミングの中でもWeb系に興味がある人
- プログラミングをせっかく学ぶなら高年収を得たい人
- リモートワークや週3勤務などをしたい人
上記の通りです。
RubyはWeb系言語のため、大前提としてはWeb系に興味がある人です。
その上で、せっかくプログラミングを学ぶなら高収入を得たいし、リモートワークや週3勤務など自由な働き方もしたい場合は、Rubyはまさにそれらすべてを実現できる数少ないプログラミング言語です。
一方で、機械学習に興味があったり、あるいはスマホアプリを作りたい場合は、Rubyは最適解ではありません。
このように、あなたが何を重視するかで、Rubyを勉強するか、それとも別の言語を学ぶかを決めればOKです。
個人的にはRubyは本当におすすめですよ。前述通り需要が高く、稼げて、自由度も高い言語だからです。
その上、プログラミング初心者でも習得しやすい言語です。
このような事実からも、控えめにいってもRubyはおすすめですね。
Rubyを最短で習得する方法とは?【数ヶ月あれば習得できる】
ということで、実際にRuby学習をスタートしていきましょう。
学習方法としては、「プログラミングスクールで実践学習すること」が、最も確実かつ最速にRubyを習得できる方法です。
僕もプログラミングスクールでRubyを勉強しましたが、たった数ヶ月で簡単オリジナルサービス開発までできるようになりました。
スクールじゃなくて「独学」はどうなの?
個人的にはおすすめしていません。
なぜなら、プログラミング独学は挫折する人が大半だからです。
【悲報】プログラミング独学は90%以上の方は挫折する
一般的に、プログラミング独学している人の約90%は挫折していると言われているんですよね。これは個人的な体感値としても合っています。
ちなみに僕も最初は独学でRubyにチャレンジしたのですが、、結果挫折しました。度重なるエラー続きで、精神的にも消耗してしまったんですよね。。
その後にプログラミングスクールで勉強したのですが、独学と異なり「プロのサポート」があったため、どんどん学習を進めることができました。
これは僕だけの事例でなく、独学と比較すると、プログラミングスクール自体、挫折者が圧倒的に少ないです。
だからこそ、Rubyを学ぶなら「プログラミングスクール」で勉強することがおすすめです。
使ってよかったRubyが学べるオススメプログラミングスクール
とはいえ、Rubyを学べるプログラミングスクールもたくさんあります。
しかもスクールの多くは質が低かったりするので、良いスクールを知り選ぶことが、スクール選びでは特に重要です。
参考までに、僕が実際に使ってよかったRubyプログラミングスクールは「Rubyプログラミングスクールおすすめ5選【本受講&取材したので体験談付きで解説】」で紹介しています。
体験談付きで紹介しているので、よければこちらもチェックしてみてください👇
まとめ
述べてきた通り、Rubyができると作れるものはたくさんありますし、実現できる働き方の選択肢も圧倒的に増えます。
- 自分でWebサービスを作って起業する
- 年収1,000万円を実現する
- リモートワークで世界を旅しながら働く
- 今の仕事を辞めず、副業で月に20万円の副収入を得る
- 週3勤務で家族や趣味の人生を生きる
上記どの道であっても、Rubyを学べば実現できるんですよね。
Rubyはプログラミング言語の中でも簡単な言語であり、企業からの需要は高い言語です。
Web系の将来性も高いですし、一度身につけてしまえば、この先仕事に困ることもないです。
ということで、まずはRubyを学習することから始めてみてはいかがでしょうか?「Rubyプログラミングスクールおすすめ5選【本受講&取材したので体験談付きで解説】」でおすすめのRubyスクールを体験談付きでまとめているので、早速次のステップに移りましょう。
行動しないと人生は変わりませんが、今日から行動すれば、3ヶ月後には違った人生になっていますよ。応援しています!
人気記事Rubyプログラミングスクールおすすめ5選【体験談付きで解説】