Web業界へ就職したい。でも、未経験からWeb業界に就職や転職はできるのかな?Web業界の就職事情や、就職方法を知りたい
本記事では上記のような疑問に答えていきます。
早速結論ですが、未経験であっても、Web業界へ就職・転職することは可能です。これはWebデザイナーでもWebエンジニアでも、Webマーケターでも、いずれも同様です。
なので、未経験からWeb就職できるかどうか悩んでいるなら、まずその点はご安心ください。
僕の経歴
僕はもともと人材業界で働いており、Web業界の経営者や人事責任者と多くお会いしてきました。仕事を通じて、Web業界で求められる経験やスキルを把握してきました。
また僕自身、現在はWeb業界のWebマーケティング職に、未経験から転職しています。自分自身がWeb業界への転職活動をする中で、Web業界の就職・転職事情について把握をしてきました。
Web業界の就職・転職事情の表側も裏側もみてきた経験から、「Web業界のリアルな就職事情」についてご紹介しますね。
Contents
Web業界への就職・転職が未経験でも可能な理由【人材不足】
- Web業界の需要が高い一方、肝心のWeb人材は不足しているから
理由は上記の通りです。
Web系人材はどのくらい不足しているの?
Webが含まれる「IT/通信」において、求人倍率を見てみましょう。
上記オレンジが該当箇所であり、求人倍率は「7.05倍」となっています。
求人倍率とは、一人当たりに求人がいくつあるかを表したデータです。つまり、「IT/通信」に関しては、一人当たり「7.05件」の求人があるということです。
全体平均が「2.52倍」ですので、いかにWeb系含むIT/通信領域が、仕事余りの状態かはわかるかと思います。
Web業界の社長や人事責任者も人手不足を嘆いている
また、僕は人材業界にいましたが、当時はWeb企業の社長や人事責任者から、「Web人材が足りないから採用したい」という依頼を本当にたくさんもらいました。
Web業界は将来性が高く、業績を伸ばしている企業は多いものの、肝心の人材がまだまだ足りていません。そのため、本当はこんな事業を始めたいと思いながらも、WebマーケターやWebデザイナー、WebディレクターやWebエンジニアなどの人材が足りないことを理由に、事業をスタートできない会社も多いんですよね。
特に、Web系スタートアップも日々誕生していますから、そういった企業は、自社で教育をしながらでも、Web人材を確保したいニーズがあります。
事実僕も営業職からWebマーケティング職として転職できました。Webマーケティングは実践していけばそこまで難しくなく、未経験でも比較的スムーズに慣れることができるんですよね。
ですからWeb業界は未経験であっても就職、転職できるチャンスが多くあります。
Web企業・業界は大きく2つに分かれる【就職の際に把握しておこう】
- 自社サービス(事業会社)
- 受託(広告代理店やWeb制作会社)
Web業界の仕事は、大きく2つの仕事に分かれます。
自社サービス(事業会社)について
まずは自社サービスですが、これは自社でWebサービスやWebメディアを持っている会社です。事業会社と言います。
例えばYahooやリクルート、メルカリなどは自社サービスを持っていますよね。
収益を得る方法は様々で、Yahooやリクルートは企業からの広告掲載費用、メルカリは手数料です。
自社サービスを運営している会社では、Webマーケターを始め、Webディレクター、Webエンジニア、UIUXデザイナー、Webエンジニアなど、多くのWeb系人材の需要があります。
受託(広告代理店やWeb制作会社)について
もう一つが受託です。受託とは、自社サービスではなく「他社のサービス」を代わりに作ったり、運用している会社のことです。
Web業界では広告代理店やWeb制作会社となります。
有名どころだと、広告代理店ではサイバーエージェントやセプテーニ、Web制作会社ではIMJなどです。
受託企業においても、Webマーケターを始め、Webディレクター、Webデザイナー、Webエンジニア、Webエンジニアなど、多くのWeb系人材の需要があります。
このように、Web業界は「自社サービス」「受託」の大きく2つの会社があります。
自社サービスと受託、どっちが良いの?
これはあなたが望むこと次第で変わりますね。
例えば自社サービスのメリットでいえば以下のような特徴があります。
- 当事者として自社サービスを伸ばしていく経験が積める
- 予算面など含めて、自分たちでコントロールできる
そのため、自分たちでアイデアを出しながらサービスを作りたいという場合は、自社サービスの会社の方がおすすめですね。
一方受託の場合は、
- 様々な企業のサービスに携われる
- 予算面などはコントロールできない
このような特徴があります。
特にWeb広告代理店であれば、様々な企業のサービスに触れつつスキルアップや人脈もできます。そのため、将来的に独立するような場合であれば、広告代理店など受託の方が、スキルや人脈面では築きやすいかなと思います。
Web業界に就職、転職するための方法とは?【手順はカンタンです】
- 学生の就職の場合:新卒専門の就職サイトやエージェントを利用する
- 社会人の転職の場合:中途専門のエージェントを利用する
Web業界への就職方法はシンプルで、就職/転職サイトやエージェントを利用すればOKです。
「学生の就職」と「社会人の転職」で利用すべきサービスなどが異なるため、それぞれ分けて解説しますね。
学生(新卒)の就職の場合:新卒専門の転職サイトやエージェントを利用する
まずは学生の就職について。この場合は新卒専門の転職サイトやエージェントを利用しましょう。
新卒の場合は、リクナビやマイナビで気になるWeb企業を探してみればOKです。新卒の場合はやはりこの2社が大手なので、押さえておきましょう。
手厚いサポートを受けたい場合はエージェントを利用しよう
リクナビやマイナビの場合、基本的に「人」による就職サポートはつきません。
でも、就活って不安ですよね。できることならプロのサポートを受けたいと感じることが普通です。
そんな時は「エージェント」を利用すると良いです。
エージェントは「コンサルタント」が介在し、履歴書の書き方や面接対策など、就活に関するサポートを受けることができます。
社会人の転職エージェントと比較して数は限られますが、MeetsCompanyは無料で利用でき、評判も良いため、まずはここを利用してみましょう。
履歴書の作成や面接対策、企業との交渉まで、あなたの代わりになって無料でやってくれます。以下公式サイトから簡単に無料登録できます。
社会人の転職の場合:中途専門のエージェントを利用する
一方社会人の転職の場合は、Web系に強い転職エージェントを利用すればOKです。
サポート範囲は新卒のエージェントと同じで、履歴書や職務経歴書の書き方サポートや、企業との面接調整、年収交渉まで、全部代行してやってくれます。
企業がお金を払う仕組みのため、僕たち利用者は登録・利用ともに無料でできます。登録しておけば希望にあった求人が出た際に優先して紹介してくれるため、転職を考える前から登録しておくことが、良い転職を実現するためには欠かせません。
僕も転職を考える前から登録して情報収集していましたが、そのおかげもあり、ホワイトWeb企業に転職できました。
オススメの転職エージェント3社
転職エージェントもたくさん数がありますが、中でもWeb系に強いオススメ転職エージェントは以下3つです。
- マイナビエージェント
【未経験など、経歴に自信のない20代も安心して利用可能】
リクルートエージェント【国内最大手!幅広く求人を知りたい場合はココ】
- ワークポート【Web・ITに強い転職エージェント】
3社とも僕自身使ってよかったエージェントです。どこも丁寧なサポートと良質なWeb系求人があったため、はじめてのWeb転職には特におすすめです。
特に「マイナビエージェント」は、IT・Webエンジニアをはじめ、Webディレクター、Webマーケター、Webデザイナーなどあらゆる求人に強いエージェントです。経歴に自信のない20代でも利用できます。
いずれのエージェントも、公式サイトから登録すれば、求人を紹介してくれるため、まずは登録しつつ、情報収集してみましょう。
なお前述通り、企業がお金を払う仕組みのため、登録・利用ともに無料です。転職の強引な勧誘も一切ありません。安心して情報収集のために利用しましょう。
上記エージェントの体験談はこちら👇
未経験であればWebスキルがあると就職しやすくなる【デザインなど】
未経験、スキルなしでもWeb就職・転職はできるものの、Webデザインやプログラミング、Webマーケティングのスキルを事前に学習しておくと、就職・転職は圧倒的にしやすくなります。
なので、1ヶ月〜2ヶ月でも良いので、事前にスキルを学んでおくと就職先の選択肢が広がります。
最近だと、Webデザインやプログラミング、マーケティングなど、Web関連の実践経験が積めるスクールも出てきています。
なので、完全未経験の場合は、こういったスクールを利用することもオススメですね。
Webデザインやプログラミング、マーケティングが学べるおすすめスクール
参考までに、Web会話で評判の高いオススメのスクールはTechAcademy [テックアカデミー]です。
僕自身もWeb業界で役立つプログラミングをこのスクールで勉強しましたが、結論、よかったです。4週間10万円ちょっとで受講でき、かつ就職や転職で有利なスキルが身につくため、受講を検討してみると良いです。
僕がTechAcademyを受講していた時に利用していたオンラインカリキュラム
なおTechAcademyでは、WebマーケティングもWebプログラミングも両方学べます。それぞれコースがあり、以下の通りです。
- Webデザインのコース:Webデザインコース
- Webマーケティングのコース:Webマーケティングコース
- Webプログラミングのコース:はじめてのプログラミングコース
公式サイトを確認し、自己投資で利用してみると良いですね。TechAcademyはオンライン完結なので、PC1台あれば自宅やカフェなどで一人で学習できます。
なおTechAcademyには、7日間無料でオンラインで試せるプログラミング無料体験もあります。7日間タダでプログラミング体験できるので、気軽に利用してみると、Web就職のリアルなイメージが湧きますよ。
まとめ
述べてきた通り、Web業界の人材は圧倒的に不足しています。そのため、どんな方であっても、今回紹介した方法を使えばWeb業界への就職・転職は可能です。
加えて、WebマーケターやWebエンジニア、Webデザイナーなどは、手に職が身につきます。そのため、会社に依存することなく、個人で稼ぐスキルも身につきます。
Web業界で経験を積んでいけば、20代で年収1,000万円を実現することもできます。またリモートワークなどもしやすい業界のため、場所に縛られず、自由に働く毎日を得ることも可能です。
ということで、本記事は以上です。ぜひ、Web業界で経験を積み、人生の選択肢や可能性を広げていきましょう。
今回紹介した就職エージェント(学生向け)
MeetsCompany【履歴書や面接対策もしてくれる】
今回紹介した転職エージェント(社会人向け)
- マイナビエージェント
【未経験など、経歴に自信のない20代も安心して利用可能】
リクルートエージェント【国内最大手!幅広く求人を知りたい場合はココ】
- ワークポート【Web・ITに強い転職エージェント】
今回紹介したWebのスキルが学べるスクール
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いつも有益な情報ありがとうございます。
返信遅くなりましたがありがとうございます!!