Webマーケティング業界は「将来性が高い業界」と言われていますが、
「ぶっちゃけ、Webマーケティングの将来性って本当はどうなの??」
「今後の需要はどうなるの?」
「Webマーケティングの仕事はなくなる?」
と、実際のところが気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、現役Webマーケターであり、現在はWebマーケの法人を経営している僕が、Webマーケティング職をはじめとした「Webマーケティング業界の将来性」を徹底解説します。
早速結論から言うと、Webマーケティングの将来性は高いです。
特に、Webマーケを使いこなす「個人」にとっては、これからの時代は、圧倒的に生きやすくなりますよ。
例えば、Webマーケティングを学べば「【未経験向け】Webマーケティングで副業するオススメ案件や方法【Webマーケターが解説】」で紹介しているような方法で副業をして、新卒の初任給くらいは十分得ることができます。
また副業が軌道に乗れば「独立」もできます。Webマーケターで独立すると、20代で年収1,000万円以上を得ることもできますので、控えめに言っても、人生の選択肢は広がります。
ということが結論ですが、Webマーケティング業界が将来性が高い理由を、本記事で深掘って解説しますね。
僕の経歴
僕は人材業界の営業職から、Webマーケティング業界のWebマーケターに転職。
今はWebマーケターとして働きつつ、副業でWebマーケティングスキルを使い、Webメディアを運営するなどマーケティングのお仕事をしています。
幸い、副業からは月100万円以上の収入を継続的に得ることができ、現在は副業を法人化して、会社としてWebマーケティング事業を行っています。
Webマーケティング業界にどっぷり浸かっている立場から、Webマーケティング業界のリアルな将来性について述べていきますね。
Contents
Webマーケティング業界(Webマーケティング職)の今後の将来性や需要が明るい理由
- Webマーケティング業界は成長市場だから
結論、Webマーケティング業界の将来性が高い理由は上記の通り、成長市場だからです。
Webマーケティングが成長市場であることは「インターネット広告費の伸び」を見るとわかります。そのため、実際のデータをお見せしますね。
インターネット広告費は右肩上がりで伸びている
上記は2000年から2018年にかけてのインターネット広告費の推移です。
見るとわかるかと思いますが、インターネット広告費は年々右肩上がりで伸びているんですよね。
インターネット広告費が増えているということは、インターネットで集客、プロモーションしたい企業が増えていることてす。
そして、インターネットで集客したりプロモーションをする際はWebマーケティングの知見は必要不可欠です。
ですから、Webマーケティング業界/職種の需要は年々増えているんですよね。
Webマーケター職の需要は年々高まっている
Webマーケティング業界の盛り上がりに伴い、Webマーケター職の需要も伸びています。
が、最近はWebマーケティングなど、デジタルマーケティング人材が圧倒的に不足をしているんですよね…。
僕は前職が人材業界だったため実情を把握していますが、Webマーケティング人材はここ数年間の需要の高まりにより、とにかく不足しています。
ベンチャーや中小企業はもちろんのこと、大手のリクルートなども優秀なWebマーケティング人材が不足している状態ですから。
大手や中小、ベンチャー問わず、Webマーケティング人材の需要はとにかく高いです。
そのような状況なため、Webマーケティング業界は将来性が高いですし、そこで働くWebマーケティング人材の需要も高くなっている。これがWebマーケティング業界の実態です。
Webマーケティング業界でも「将来性がある分野」と「需要が少なくなる分野」がある
さて、好調といえるWebマーケティング業界であっても、それでも細かく見ていくと、「将来性のある分野」と「そうでない分野」が分かれているんですよね。
なので、Webマーケティングの中でも将来性がある分野とそうでない分野を、Webマーケ業界で働いている経験から実態解説しますね。
YoutubeやSNSマーケティングの将来は明るい
まずWebマーケティング領域で将来性が明るい分野でいうと、「Youtube」や「SNS」となります。
Youtube動画広告市場の伸びが強い
まずYoutube。Youtubeが有望である理由はシンプルで、インターネット広告市場の中でも、特に「動画広告市場」が伸びているからです。
動画広告市場の伸びについては、以前内容を「【経験談】Webマーケティング業界は大変?転職して感じたWebマーケターのやりがいと大変さ」の記事でまとめたので以下引用しますね。
サイバーエージェントが行った市場調査によると、Youtube含む動画広告市場の市場規模は、2018年に1,843億円だったものが、2024年には4,957億円に達する見込みとなっています。つまり、6年で約3倍の成長です。
引用:サイバーエージェント、国内動画広告の市場調査を実施|サイバーエージェント
このような背景からも、YoutubeのWebマーケティングは今後伸びていくことは間違いないです。そのため多くのWebマーケターは、いまこういった分野の知識やスキルをキャッチアップをしているところです。
このように、動画広告市場は圧倒的に成長をしています。
そのため、YoutubeのWebマーケティング業界・職種は堅調に伸びていくことが明確に予想できますね。
「誰が発信しているか」が重視される時代にSNSマーケは必須
また、現代は情報で溢れている時代であり、「誰が発信しているコンテンツか」が重要視される時代になっています。
そのため「誰が」のブランドを作るために、TwitterやInstagram、facebookなどを活用した「SNSマーケティング」は必要不可欠となっています。
これからの時代は、SNSでブランディングに成功した個人や企業に多くの仕事が集まります。
だからこそ、企業のブランド力をSNSを通じて高めたり、または自分自身をSNSでブランディングできるようなマーケティング力が、今後は特に重宝されます。なので、SNSがわかるWebマーケターも将来性が高いです。
このように、Webマーケティングの中でも特にYoutubeマーケティングやSNSマーケティングは有望です。
SEOのみのWebマーケティングは難しくなってきている
一方、SEOのみのWebマーケティングについては、年々難易度が高くなっています。
日々SEOに取り組んでいるWebマーケターならわかるかと思いますが、一個人や一企業がGoogle検索の上位を取るための難易度は年々高くなっています。
それこそ、個人で1年間記事を書き続けても全く上位表示されず、アクセスが集まらない。ジャンルによってはそんな状態になっています。
とはいえ、SEOは上位表示さえすれば、今でも物凄く大きな市場があります。そのため大手、中小企業、個人ともにまだまだ取り組む方は増えていくでしょうね。
ただ、今後市場が大きく成長するかというと、個人的にはそうではないかなと思います。
Webマーケティング業界で活躍するなら「複数分野」を極めると将来性が高い
Webマーケティング業界は変化が激しいです。そのため、今後Webマーケティング業界で活躍していきたいなら、複数の分野を極めると良いですね。
例えば「SEO+SNS」とか、「SEO+Youtube」とか、「SEO+広告」などです。
このように複数のWebマーケティング手法ができると、どれか一つの分野が衰退しても別のスキルでカバーできます。
また、複数の集客経絡を作れるWebマーケターはそれ自体で市場価値も高まります。そのため、仕事に困ることも少なくなります。
なので、これからWebマーケターになりたいなら、YoutubeやSNS、SEOや広告など、複数の分野を学ぶと良いですね。
Webマーケティング業界で将来性の高いおすすめキャリアパス【大きく3つある】
Webマーケティング業界でのおすすめなキャリアパスですが、
- 事業会社や代理店でマネジメント・経営層を目指していく(CMOなど)
- フリーランスを目指す
- 本業+副業で稼ぐ
上記の通り、大きく3つあります。
こちらもそれぞれ解説しますね。
1. 事業会社や代理店でマネジメント・経営層を目指していく(CMOなど)
まず一つ目は、Webマーケティングとして経験を積んでいきながら、人や事業を統括するマネジメント、経営層を目指す道です。
例えばCMO(Chief Marketing Officer)。CMOとはマーケティングの最高責任者ですが、Webマーケティングを極め、最も高い影響力を持つポジションはCMOとなります。
Web系スタートアップやベンチャーは優秀なCMOを欲しているため、このレベルになれば引く手数多、仕事に困ることはありません。
またCMOと言わずとも、事業会社や代理店のWebマーケティング部長やマネジャーなどを目指してキャリアを歩むことも、Webマーケターの一つのキャリアです。
とはいえ、マネジメントに興味がない方も、特にマーケターは多かったりします。実際僕も興味ありません(笑)
その場合のおすすめキャリアは残りの2つです。
2. フリーランスを目指す
マネジメントに興味がない場合は、フリーランスのWebマーケターがおすすめです。
なぜなら、Webマーケティングはフリーランスになりやすい上に、圧倒的に稼げるからです。
Webマーケティングは個人で稼ぐスキルがみにつく
Webマーケティングが何より良いところは、スキルが個人に帰属することです。
よく、社内だけじゃないと活かせないスキルってありますよね。社内しか通用しないスキルを身につかない場合、他の場所にいっても通用しません。
でもWebマーケティングの場合は、汎用的なスキルが全て個人に帰属します。そのため、会社の外に出ても持ち運びできるスキルがつき、結果としてどこでも通用する人になれるんですよね。
僕がWebマーケティング業界に入った理由の一つはまさにコレです。自分のスキルを身につけ、会社に依存せずとも自由に生きれる力をつけたかったです。
今はホワイト企業なので辞める気もないですし、生活費は月15万円程度なので、フリーランスとして独立してバリバリ稼ぐ気持ちもないです。
ですがそれでも、「いつ会社を辞めても生きていける」と心の底から思える状態を作れたことは、Webマーケティングを学んでよかった点だと思いますね。
Webマーケティングのフリーランスは稼げる
加えて、フリーランスのWebマーケターは稼げます。
会社員だとリクルートなどの大手で年収1,000万円くらい、サイバーエージェントなどで年収800〜900万円くらいと多くはありませんが、フリーランスになれば年収1,000万円、2,000万円と稼ぐことも十分可能です。
Webマーケティングがどの程度稼げるのかや、稼ぎ方については「Webマーケティングは稼げる?稼ぐ方法は?【個人で月30万円稼ぐマーケターが解説】」で解説しています。
Webマーケティングで独立する方法とは?
これについても書くと長くなりますので、リンクを貼っておきます。
「Webマーケティングで独立してフリーランスになる手順」の記事で、Webマーケティングでフリーランスになる方法を、実際の仕事例付きで解説しています。
3. 本業+副業で稼ぐ
「フリーランスとして独立するのは勇気がないけど、自分の力でビジネスをしてみたい」
そういう場合は、会社員を本業でやりつつ、Webマーケティングスキルを使って「副業」すると良いですね。
僕自身がまさにこの方法をやっていますが、控えめにいってもメリットが大きすぎます。
この方法であれば、会社でお金をもらいながらWebマーケティングを学び、スキルを使って副業で収入を得ることができます。
副業ならリスクはないですし、一方副業で稼げれば、収入は青天井になります。会社員とフリーランスの良いとこ取りですね。
生活費とWebマーケティングの経験を本業で確保しつつ、さらなる収入と経験値を得るため副業する。これこそが、僕のような凡人でも無理なく始められ、かつ得られるメリットが大きいキャリアパスでした。
Webマーケティングで副業する方法はこちら👇
このように、Webマーケティングができるとおすすめのキャリアパスは複数あります。
まとめ:Webマーケティング業界の将来性は明るい【かなりオススメです】
僕はWebマーケティング業界に入ってから人生変わりました。
もともと僕は人材業界の営業職で、激務、低収入、高ストレスと悩みが尽きなかったものの、今では残業ゼロのホワイトな環境で、本業と副業で以前と比べ物にならない収入を得られ、ストレスも一切なくなりました。
Webマーケティング業界は利益率が多いため、働きやすい会社も多いです。いまの環境が激務やストレスで辛い。自分の身になるスキルがみにつかず、将来性も感じられない。あなたがもしそういう状態なら、Webマーケティングの道を真剣に検討してみると良いです。
Webマーケティングができるようになれば、会社員としても需要が高いため仕事には困りません。また前述通り個人にスキルか帰属するため、会社に依存せずとも、個人で自由に生きる道も選べるようになります。
ということで本記事は以上です。特に20代であれば、Webマーケティング業界は未経験でも転職しやすいです。
迷っているくらいなら、まずは行動を起こしつつ、考えながら進んでいくことが吉ですね。
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