「営業からWebマーケティング転職したいけど、未経験でもできるだろうか」と、不安に思っていませんか?
いま、営業からWebマーケティング職にキャリアチェンジを希望する人はものすごく増えています。
それもそのはず、Webマーケティング業界は成長市場ですし、中でもWebマーケティング職は、企業からの需要も高く、個人でも稼ぎやすいスキルです。
会社に依存せず、自分の力で食べていけるスキルや知恵を得られるマーケター職を目指す人が増えているのは、ある意味自然の事だと思います。
特に「営業職」は今後なくなっていく仕事の代表的な職種ですから。営業の未来に不安を感じるのも当然のことです。
それでも、
「そもそも営業からWebマーケティングに転職できるの?」
「どんな条件があれば転職しやすくなるの?」
「転職するにはどのようなステップを踏むべきなの?」
このように、わからないことだらけですよね。
そこで本記事では、営業職からWebマーケティング職に転職した僕が、営業からWebマーケターになるために必要な条件やステップを、自身の転職経験を交えながら解説します。
僕がお伝えできること
営業からWebマーケター転職をした経験や、前職が人材系の営業職だったため、これまで100人を超える転職者や企業とお会いし、成功する転職や、失敗する転職を間近で数多く見てきました。
その中では、僕と同じように営業からWebマーケティング職に転職した方も多く存在します。そのため、僕だけのWebマーケ転職の成功法則ではなく「再現性のある転職方法」をお伝えできる確信があります。
また、Webマーケティングの副業もしており、副業収入は安定的に月30万円を超えており、普通のサラリーマンの一人分くらいは収入を得ることができています。
現在は副業収入が10倍以上に増加して月300万円以上となり、法人化をして、Webマーケティング会社を経営しています。
Webマーケティング業界に深く関わっている立場から、営業からWebマーケティングに転職する方法をご紹介します。
本記事を読んで行動すれば、100%とは言いませんが、Webマーケティング転職できる確率は上がると思いますよ!
Contents
営業からWebマーケティングへの転職がしやすい人とは?
まずは「どんな人が営業からWebマーケティング転職がしやすいか」、その特徴を挙げていきます。
- 年齢が若い人(20代)
- 仕事で実績を残してきた人(20代だけでなく30代も可能)
- Webマーケティングの実績があれば更に転職しやすい(副業や趣味でもOK)
結論、僕が多くの転職成功者、失敗者を見てきた中で、営業からWebマーケティング転職していた人の特徴は上記の通りです。
それぞれ解説しますね!
1. 年齢が若い人(20代)
まずはなんといっても年齢が若い人。正直、若ければそれだけでも、Webマーケティングへの転職は実現できます。
例えば22〜26歳くらいであれば、世の中的には第二新卒としてポテンシャル採用をされるケースが大半です。この年代でいえば、完成未経験でも、営業からWebマーケティング転職は普通にできます。
僕も入社4年目にWebマーケティング転職したので、まさにこの年代ですね。
また27〜29歳は、経験を求める企業もあるものの、未経験転職しやすい企業が多いです。なので、20代であれば、年齢を武器に転職することが目指せます。
このように、転職において「若さ」は最大の武器となります。ですから、若ければ若い人ほど、Webマーケターにはなりやすいです。
2. 仕事で実績を残してきた人(20代だけでなく30代も可能)
一方、仕事で一定の実績を残してきた方であれば、20代だけでなく30代になっても、Webマーケティング職へ転職が可能です。
例えば営業として大きな案件を取ってきたり、営業リーダーとしてチームをまとめて成果を上げていた場合、その経験が次の仕事でどう役立つかを伝えることができれば、30代でも採用されるケースは普通にあります。
例えば僕の先輩で、32歳まで人材営業をやっていて、そこからWeb企業のマーケティング職に転職を成功した人がいます。最近は30歳の先輩もWebマーケティング職に転職していましたね。
このように、30代でWebマーケティング職に転職している人は他にもたくさんいます。
営業からWebマーケティングのような未経験転職の場合、これまでの仕事を通じて得られた経験やスキルが、次の仕事でどう活かせるか、この辺りを整理して臨むと、転職できる可能性が高くなります。
とはいえ、整理の仕方自体がわからないと思いますので、初心者でもできる方法は後述しますね。
3. Webマーケティングの実績があれば更に転職しやすい(副業や趣味でもOK)
これは裏技ですが、営業の仕事をしつつ、副業や趣味でWebマーケティングの実績を作ると、さらに転職しやすくなります。
おすすめはブログやアフィリエイト
例えばブログやアフィリエイト。
ブログやアフィリエイトはWebサイトを作り、サイトに人を集客したり、サイト上で商品を販売する副業です。
最近はブログやアフィリエイトも知名度が高くなり、社会的に評価される人も出てきていますから。ブログやアフィリエイトの実績や経験があると、評価してくれるWeb企業は増えた印象ですね。
ご覧いただいている通り、僕もいまブログをやっていますが、純粋に楽しいですよ。
「ブログなんて稼げるの?」と思ってましたが、今では月に30万円ほどブログから稼げるようになりました。Webマーケティングへの転職だけでなく、普通に副業としてもオススメです。
Webマーケティングの副業実績については、詳しくは「【未経験向け】Webマーケティングで副業するオススメ案件や方法」をどうぞ。
ここまでのまとめ
1. 年齢が若い人(20代)
2. 仕事で実績を残してきた人(20代だけでなく30代も可能)
3. Webマーケティングの実績があれば更に転職しやすい(副業や趣味でもOK)
以上の3つが、Webマーケティングへ転職しやすい人の特徴です。
とはいえ、この条件に当てはまらない方でも、営業からWebマーケティング職に転職成功している方はたくさんいるためご安心ください。
仮に条件に当てはまらなくても例外はたくさんありますから。自分には無理だと思うことなく、行動を起こすべきです。
ということで続けますね。
営業の人はWebマーケティングに向いている理由
ここで朗報ですが、あらゆる仕事の中でも、特に「営業」の人は、Webマーケティング職に向いています。
これは僕が営業からWebマーケティングに転職して強く実感し、確信していることです。
それはなぜか?理由は「営業とマーケティングは共通点が多いから」です。
営業とマーケティングの共通点とは?
それは、どちらも起点が「顧客」であり、「顧客が何を望んでいるか」を志向する仕事だからです。
例えば営業の場合、「目の前の顧客が何を望んでいるかを把握し、望むものを販売する仕事」ですよね。
一方マーケティングの仕事は、「目の前にいない顧客が何を望んでいるかを仮説し、望むものを提供できる仕組みを作る仕事」です。
営業の仕事:顧客に商品やサービスを販売すること
マーケティングの仕事:顧客に商品を売る仕組みを作ること
どちらも一見違うようですが、根底は同じです。「顧客の望むものを知り、顧客に必要な商品やサービスを届ける仕事」なんですよね。
だからこそ、「顧客の気持ちがわかること」が、営業もマーケティングも必要です。ですから、顧客の最前線に立つ営業経験者は、マーケティング現場でも必要とされています。
WebマーケティングはWebで売れる仕組みを作る仕事
ここまで解説したのは広義のマーケティングの仕事でしたが、「Webマーケティング」に限っていえば、「Web上で売れる仕組みを作る仕事」です。
そしてWeb上で売れる仕組みを作る最大のメリットは、アプローチ数です。
例えば営業の場合、多くの顧客に営業をかけようとしても、自分の身は一つです。そのため、数百人、数千人を相手に営業することはできませんよね。当然ながら。
一方Webマーケティングの場合、Webで勝手に売れる仕組みを作ることにより、数百人、数千人、時には数万人や数十万人単位の人に、一度にサービスや商品を届けることもできるんですよね。
つまり、Webマーケティングは「営業を不要にする」ということです。個人的に営業からWebマーケティングの仕事について感動したのがこれです。
だからこそ、Webマーケティングは面白いし、市場価値も高くなります。
営業の人はWebマーケティングへのキャリアチェンジはオススメですよ。向いてますし。自身の経験からそう確信がしています。
ということでここから、実際に営業からWebマーケティングに転職する方法に移りますね!
【体験談】僕が営業からWebマーケティングに転職した3つのステップ
- 転職目的を設定する
- 転職エージェントに登録し情報収集する
- 良い企業があればエージェント経由で面接を受けてみる
結論、上記3つのステップだけです。これだけで、未経験でも営業からWebマーケティングに転職できます。
僕はこのステップで転職できましたし、多くの営業経験者もこのステップで転職しています。
押さえておきたいポイントを簡潔に紹介しますね!
ステップ1:転職目的を設定する
まずは「転職目的を設定すること」。これが最初にやるべきことです。
転職目的ってどんなもの?
転職目的はどんなことかというと、
- 転職を通じてどんな状態を手に入れたいか?
- そのために、捨てられるものは何か?
この2つです。
僕の事例
例えば僕の場合、
- 性格的に営業が合わなかったので、営業を辞めたかった
- 仕事がブラックできつかったので、もっと労働環境が良い環境で働きたかった(残業少ない、休日しっかり取れるなど)
- 体育会系の職場が合わなかったので、ゆるい人間関係や社風の会社で穏やかに働きたかった
- 業界でいえばWebに興味があった
- 上記の悩みが解決するなら、年収は下がっても良いと思った
このようなことを考えていたんですよね。
そのため僕が設定した転職目的は、
「労働環境がホワイトな緩めのWeb企業で、Webマーケティングの仕事ができること。その代わり、年収は下がっても良い」
このように決めました。
特に重要なのは「何を捨てるか」
特に個人的に重要と思うのは「何を捨てるか」です。
当然ですが、希望全部が叶う転職って、相応のキャリアがある方じゃないと難しいんですよね。
例えば僕は別にキャリアも優れていないですから、「年収を上げること」を条件に入れていたら、たぶんいまのようなホワイト企業には転職できなかったです。
それでも、「年収を上げること」を捨てたので、他の願いが叶ったんですよね。
このように、「自分が望んでいること」と「逆に捨てられるもの」。この2つを整理することが、営業を辞めたいあなたがまずやるべきことですね。
ステップ2:転職エージェントに登録し情報収集する
次のステップは、転職エージェントに登録し、情報収集することです。
転職目的を整理しただけだと、
自分に合う企業は具体的にどこなのかわからない…。
合う企業がわかったとしても、自分の経歴で受かるか不安…。
こういう状態になります。
その点転職エージェントを利用すれば、自分に合う企業を紹介してもらえるだけでなく、自分の経歴で受かりそうな企業がどこかも教えてもらえるんですよね。
その結果、考えたことを行動に移すことができるようになります。
転職エージェントは登録しておけば「スカウト」や「優良求人」が届くので、事前に登録しておくべき
この転職エージェントですが、登録して希望さえ伝えておけば、あなたに合った求人が出た際は優先的に教えてくれます。
そのため、転職エージェントに登録している状態と、登録していない状態では、登録していない状態の方が圧倒的に不利なんですよね。なぜなら優良求人が届かないからです。
だからこそ、転職エージェントは早めに登録しておくことが、良い求人に出会う最大の秘訣なんですよね。
転職エージェントは無料で登録・利用できるので安心
ちなみに早くから利用してもお金は大丈夫です。なぜなら、そもそも転職エージェントは無料で使えるからです。利用者ではなく、採用する企業側がお金を払ってくれるため、僕たちは無料で利用できるんですよね、
加えて強引な転職勧誘も当然なし。また、転職をまだ決めていない状態でも利用している人が大体半数以上います。なので気軽に利用しつつ、自身の可能性を探ってみると良いですよ。
転職エージェントに相談すれば、転職先の残業や年収事情も教えてくれるため、ネットで情報収集するよりも断然イメージがつきやすくなります。
僕が使って良かった転職エージェント
転職エージェントにも質が高いエージェントもあれば、残念ながら質の低いエージェントもあります。
なので、僕が使って良かった転職エージェントも一応挙げておきますね。
- ワークポート【Web・ITに強い転職エージェント】
- リクルートエージェント【未経験など、経歴に自信のない20代も安心して利用可能】
結論この3社が、僕自身使って良かった転職エージェントです。
どこも間違いない転職エージェントですが、特に「ワークポート」は大手、かつ若手の未経験転職に強いため、Webマーケターになりたい方は利用必須ですね。
またマーケティング職の経験がなくても、営業職でIT/Web業界の就業経験があるなら、リクルートエージェントはWebマーケティング求人を紹介してもらいやすいので、こちらもおすすめです。
もちろんどちらも、「まだ転職する気は固まってないんだけど…」という状態でも大丈夫。転職する気持ちが固まってなくても、気軽な相談から利用可能です。
前述通り、転職を決意していなくても、登録さえ済ませておけば、あなたに合った求人が出た際はスカウトやメールで知らせてくれます。
だからこそ、登録だけは必ず済ませておくことが、自分にあった会社を見つけるためにはオススメです。
登録はどちらも無料で、以下公式サイトから3分以内に完了できます。
>>リクルートエージェントに無料登録しておく(公式サイトへ)
転職エージェントの体験談はこちらで書いています👇
>>Webマーケティング転職で使ってよかったおすすめ転職サイト・転職エージェント5選【現役Webマーケター厳選】
ステップ3:良い企業があればエージェント経由で面接を受けてみる
ステップ2で良い企業の紹介がエージェントから届いたら、実際に面接に進んでみましょう。
「面接なんて自信ない…」と不安に思うかもしれませんが、営業からのWebマーケティング転職において面接で伝えるべき内容についても、転職エージェントが的確にアドバイスをくれます。
彼らは転職のプロなので、どんどん教えてもらうことが良いです。
そうやって面接をこなしていけば、早ければ応募から1週間で内定が決まることも最近は多いです。人手不足のため、企業は早く人を採用したいんです。
なのであなたも、今から行動すれば、1ヶ月後には転職が決まっている可能性も普通に高いです。
Webマーケティングの実績を作るとより転職しやすい(ブログなど)
なお必須ではないですが、前述通り、Webマーケティングの実績を事前に作っておくと、より良い企業に転職しやすくなります。
例えばブログがきっかけで、大手Web企業に転職した営業の方も存在します、ベンチャーやスタートアップでいえば、そのような事例はゴロゴロ存在しますよ。
なので、まずはググりつつ、趣味的にブログを始めてみることも良いと思います。このブログでも、Webマーケティングの副業ブログの方法は今後まとめていきますね。
Webマーケティングスキルが身につくWebマーケティングスクール利用もおすすめ
「いきなり副業はハードルが高い…」という方は、Webマーケティングスキルが習得できるスクールの短期利用もおすすめです。
例えばWebマーケティングスクール大手のTechAcademyが運営する「TechAcademy Webマーケティングコース」では、Webマーケティングに必要なWeb広告運用のスキルを最短4週間で身に付けることができます。
忙しい社会人でもオンライン簡潔で受講でき、かつ4週間10万円台で勉強できます。費用としてはかなり安い部類で、投資対象としてかなりオススメです。
ここで学んだことを活かして必ずWebマーケティング職に転職せずとも、副業で月数万円稼ぐこともできると思います。10万円20万円くらいは一瞬で元が取れるスキルが身につくため、前向きに検討してみると良いです。
なおTechAcademy公式サイトには無料説明会動画もあるため、気になる方はチェックしつつ、検討してみるとよりイメージが湧くと思います。
>>TechAcademy Webマーケティングコース公式サイトへ
TechAcademyと他のスクールも比較したい方はこちら👇
>>現役マーケターがおすすめするWebマーケティングスクール4選比較【オンライン講座や転職保証など】
現役マーケターがおすすめするWebマーケティングスクール6選比較【就職・転職支援、オンライン講座など】
まとめ;営業からWebマーケティングはおすすめのキャリア
最後に、控えめにいっても、僕は営業からWebマーケティングの仕事に転職して人生が変わりました。
僕がWebマーケティングの世界に入って感じることは、営業のように強いストレスもなく、ゆるく働きつつ、かつ仕事自体も楽しい会社が多いことです。
前職は本当に大変で、ひどい時は動悸がするくらいでしたが、いまは毎日心穏やかに仕事ができており幸せです。
冒頭の通り、Webマーケティングは将来性も高いですし、将来的に独立もしやすいです。
もちろんブログなど含めた副業もしやすいので、仮に年収が下がって転職となっても、会社の給料+副業で、結果として年収が上がる。そんな状態を作っている方も多いです。事実、僕もそうなっています。
前述通り、営業からWebマーケティング転職する場合は「若さ」が最大の武器になるため、特に優遇される「20代」の方は急ぎましょう。
今回ご紹介した転職エージェント
- ワークポート【Web・ITに強い転職エージェント】
- リクルートエージェント【未経験など、経歴に自信のない20代も安心して利用可能】
今回紹介したWebマーケティングスキルが学べるスクール
- TechAcademy Webマーケティングコース【働きながら4週間でWebマーケティングスキルが身につく】
人気記事Webマーケティング転職で使ってよかったおすすめ転職サイト・転職エージェント5選【現役Webマーケター厳選】
人気記事現役マーケターがおすすめするWebマーケティングスクール4選比較【オンライン講座や転職保証など】