こんにちは。Webディレクター・マーケターのRuiです。
Webディレクターの仕事が辛くて辞めたい…。でも、果たして辞めても良いんだろうか…?
あなたは今このように悩んでいませんか?
Webディレクターを辞めたいと考えている方は多いです。Webディレクターの仕事は楽しい部分もある反面、大変なことも相応にあるからです。
早速結論から言うと、Webディレクターを辞めたいと感じる場合、無理せず辞めても良いです。
ということが結論なのですが、本記事ではより詳しく、
- Webディレクターを辞めたいと感じる4つの理由
- Webディレクターを辞めても問題ない理由
- Webディレクターを辞めた後に取れる現実的な選択肢
これらについて、深堀って解説をしていきます。
これを書いている僕は、現在Web企業でディレクターやマーケティングの仕事をやっています。
前職では人材業界で転職支援の仕事をしていたため、Webディレクターを辞めて転職し、成功した方、失敗した方に多くお会いしてきました。
事実をもとに、Webディレクターを辞めたい方の悩みに答えます。
Contents
Webディレクターを辞めたい、辛い、きついと感じる4つの理由
主な理由は4つあります。一つずつ挙げていきますね。
1. 仕事が忙しすぎて大変、きつい、しんどい(特にWeb制作会社のディレクター)
- 残業が多い
- 激務過ぎて大変
このような悩みは、多くのWebディレクターが感じていることだと思います。
特に「Web制作会社のWebディレクター」は、取引先の要望に業務量や納期が大きく左右されます。なので取引先によっては、朝7時から夜23時まで働くなど、業務過多になりがちなんですよね。
もちろん、すべての企業がそうではないですよ。例えば僕がいる会社は18〜19時には帰れますし、働きやすい環境を会社が用意してくれています。特にWeb制作会社ではなく事業会社には、こういった企業も中にはたくさんあります。
ですが取引先の要望に振り回され、残業ばかりの会社も多く存在することは、紛れもない事実なんですよね。
なので、もしあなたが上記のような労働環境が過酷な場所でWebディレクターをやっているなら、仕事を辞めたくなることも無理ないです。
2. 同じことの繰り返しによる飽きや成長実感の欠如
同じようなプロジェクトばかりに従事していると、仕事に飽きてしまったり、成長実感を感じられなくなります。
Webディレクターの場合、打ち合わせをして、サイトマップを作成して、ワイヤーフレームを作成して、ディレクションして、、、という仕事がルーティンになります。
なので、ある程度やったら、飽きや慣れが出てくることも無理ないです。
楽しくもなく、かつ成長もできない仕事をやっていたら、普通は仕事を辞めたいと思いますよ?それ以外に重要視する項目(例えば給料が良いなど)がない限りは、辞めたいと感じることはいたって普通です。
3. 営業への不満
Webディレクターの仕事をやってると、営業に対して不満を感じることって多いですよね。
例えば、ディレクター側の負担を考えずに短納期すぎる案件を受注してきたり、非現実的な厳しいKPI設定をしてきたり、、ディレクター側として「いや、これおかしいでしょ…」と感じることってありませんか?
営業も営業で大変な部分はあるものの、Webディレクターの気持ちを汲み取れない人は多いですよね…。Webディレクターを辞めた人の中には、営業が原因で辞めていった人も一定数いました。
4. 人間関係で疲れる
webディレクターの場合は営業だけでなく、例えばメディア運営案件ならライターとも関わります。
つまり、他の仕事と比較しても、人間関係が多岐に渡る特徴がWebディレクターにはあるんですよね。そのため、人間関係疲れというのは、Webディレクターは抱えがちな悩みです。
かつ、交渉場面も多いので、交渉などコミュニケーションに苦手意識がある方も、「Webディレクターに合っていないんじゃないか…」と病んでしまい、辞めていく人もいました。
2. 同じことの繰り返しによる飽きや成長実感の欠如
3. 営業への不満
4. 人間関係で疲れる
Webディレクターを辞めたい場合に考えるべきこと
本当にWebディレクターの仕事自体を辞めたいのか
結論、上記の通りです。
なぜなら、今あなたがWebディレクターを辞めたい理由が、本当にWebディレクターの仕事自体が問題なのかは、実際のところズレていることも多いからです。
例:「仕事が忙しいから辞めたい」場合を考えてみる
例えば、今あなたが「仕事が忙しい」から仕事を辞めたいと場合、それは本当に「Webディレクターの職種」が原因でしょうか?
結論、誤りです。なぜなら、Webディレクターの仕事でも、残業がない会社は存在するからです。
例えば僕がいる会社。前述通り、だいたい18〜19時には帰れます。なので残業はほぼないです。
つまり、今の仕事が忙しくてきついのは、「Webディレクターの仕事」が原因ではなく、他にもっと原因となる部分があるということです。
このように、あなたがWebディレクターの仕事を辞めたい理由が、本当にWebディレクターの仕事が原因なのか、あるいはもっと別のところにあるのか。
この原因がいったいどこにあるのかしっかりと頭を絞って考えること。個人的には必要なことだと思います。
仮にWebディレクターを辞めても大丈夫な理由とは?
色々述べてきましたが、仮にWebディレクターの仕事を辞めて、仕事を辞めた後に後悔しても、実はそこまで問題ないです。
なぜなら、Webディレクターの仕事は市場価値が高いからです。仕事を辞めて転職して、その後うまくいかなくても、Web企業に拾ってもらうことは十分可能だからです。
Webディレクターは転職力が高い
言い換えればWebディレクターは「転職力」が高いんですよね。なので、リスクを負ったチャレンジがしやすいんです。
これは僕が前職で転職支援を見てきた中で、はっきりとわかったことです。だって、多くの企業はWebディレクターを欲していますから。
例えば営業と比較しても、WebディレクターはWebの専門性を持っていると企業から評価されます。なのでWebを軸に、もう一度キャリアをやり直すことも難しくありません。
もちろん、年齢が40代などの突入している場合は、相応の経験値がないと、戻ることも厳しくなってきます。
ですが、企業を選ばなければ、転職は十分できますよ。それこそ仕事が全く見つからない、なんてことにはなりにくいです。
今まであなたが頑張ってきたことは。あなたの転職力、言い換えれば市場価値につながっています 。
今までの頑張りを活かし、キャリアを検討する良いタイミングかも
だからこそ、Webディレクターを辞めたいと思う今のタイミングは、広い視点でキャリアを検討する良いタイミングではないでしょうか。
少なくとも、1年先に仕事を辞めたいと悩むより、今のタイミングで悩んだ方が、若い分選択肢は広くなります。人生で一番若い日は、いつのタイミングであっても「今日」ですから。
ということで、今後のキャリアを真剣に検討してみると良いと思いますね。
Webディレクターを辞めたい人が取れる2つの選択肢
ということで、Webディレクターを辞めたい人が取れる選択肢にはどのようなものがあるか。
実際の選択肢を挙げます。
Webディレクターの仕事はそのままで、別の会社へ転職する
Webディレクターの職種は変えないパターンです。
仕事を辞めたい原因がWebディレクターではなく、それ以外のところにある場合、この方法が良いです。
転職事例の例
・制作会社のWebディレクター→事業会社の自社サービスのWebディレクター
例えばこういった転職方法が考えられます。この道であれば、今の仕事の悩みを解消し、かつ培ってきた経験を最大限活かすことができる方法です。
個人的には、Webディレクターの仕事自体が嫌ではないなら、この道をまず検討してみると良いと思います。
実際のところ、視野を広げれば、今より良い条件の会社はありますから。多くの企業をこの目で見てきましたが、確信を持って言えます。
Webディレクターから別の職種へ転職する
一方、Webディレクターの仕事自体を辞めたい場合は、別の職種へ転職することが選択肢です。
例えば、以下の選択肢があります。
Webディレクターからの転職候補
・同業界の別職種へ転職する(例:Web業界のプロジェクトマネジャーなど)
・別業界の別職種へ転職する(例:Web事業会社でない会社のWeb担当など)
この場合は、今までのキャリアとなるべく近いところ(上流のプロジェクトマネジャーなど)に移るか、あるいは別業界の別職種(アパレルメーカーのWeb担当)などに転職すると、今までのキャリアを活かしつつ、働き方を変えることができます。
また、全く別業界の別職種(例;人材業界の営業職など)に転職することもできます。この場合は経験を生かしづらいため、年齢が武器になります。20代であればまだまだ大丈夫、30代だとハードルが上がり、40代は覚悟して行動する必要があります。
選択肢は意外と多く存在するんですよね。前述しましたが、Webディレクターとしてキャリアを積んできていれば、あなたを必要とする企業は想像以上に多いですよ。
Webディレクターを辞めたいなら転職エージェントで相談することがファーストステップ
上記いずれの場合も、まずは自分にどんな可能性があるか、把握することが第一歩です。
自分の可能性を正しく知る最も手軽な方法は転職エージェントに相談することです。
【図解】転職エージェント仕組み
転職エージェントを利用するメリット
- あなたの経歴を見た上で、入れそうな企業が、実現できそうな働き方や年収を教えてくれる
- 教えてくれるだけでなく、悩みを解消できる求人をピンポイントで紹介してくれる
- 履歴書や職務経歴書の書き方をサポートしてくれる
- 面接対策をしてくれる
- 企業との選考調整から給与交渉まで、全部代行してやってくれる
- しかも、上記すべてを「無料」でやってくれる(企業側がお金を払うビジネスモデルのため、無料で利用できる)
転職エージェントの仕組みとメリットは上記の通りです。
キャリア相談、あなたの悩みを解消できる求人の紹介、企業との面接調整や対策、給与交渉まで、全てを「無料」でやってくれるのが転職エージェントです。メリットが大きすぎるので、使わないと圧倒的に損なんですよね。
唯一デメリットとしては、エージェントに登録すると、メールや電話がちょくちょく来ることです。とはいえ、メール内容はスカウトが大半であり、電話も頻繁にはかかってきません。
得られるメリットの大きさからすれば、利用しないと、数年どころか数十年単位で自分に合わない仕事をせざるを得ない可能性があります。なので大きな損なんですよね。
だからこそ、転職エージェントは使っておくことが、良い転職を実現するためには必要不可欠なステップです。
使ってよかったWebディレクター向けおすすめ転職エージェント
一言で転職エージェントといっても、Webディレクター向け転職エージェントと、そうでない転職エージェントがあります。
なので、Webディレクター向け転職エージェントを2つ挙げておきますね。
- ワークポート【Webディレクター向け転職エージェント】
- リクルートエージェント【国内大手!幅広く求人を知りたい場合はココ】
2社とも僕自身が使ってよかったエージェントです。いずれも丁寧なサポートと良質なWebディレクター求人があったため、はじめてのWebディレクター転職には特におすすめですよ。
特に「ワークポート」は、経歴に自信がなくても、良い転職がしやすいエージェントです。Webディレクターやマーケターの良質な求人が数多く存在しています。
これまでの経験を活かしつつ、より条件の良い、働きやすい会社へ転職を目指せるエージェントなので、迷ったら「ワークポート」を最初に利用してみることがおすすめです。公式サイトから無料登録すれば、あなたの悩みを解消できる求人を紹介してくれますよ。
こういったエージェントへの登録は面倒だと思います。僕もそうだったからわかります。
その点ワークポートは登録も簡単3分で終わるので、登録が面倒な方ほど「ワークポート」を最初に利用すると良いですよ。無料登録しつつ、情報収集してみましょう。
Webディレクターを辞めたいなら無理する必要はない【辞めたいなら辞めていい】
述べてきた通り、Webディレクターを辞めたい場合、無理せず辞めてOKです。
前述通り、Webディレクターは企業からの需要が高いです。そのため仮に別職種へ転職しても、後からWebディレクターに戻ることもできます。リスクが小さいので、視野を広げつつ、どの道に進むと良さそうか、行動しながらリサーチしてみると良いです。
いまの現状に不満があっても、未来は必ず変えられます。今から行動すれば、3ヶ月後には違った景色が見えていますよ。
ということで、応援しています!
今回ご紹介したWebディレクターに強い転職エージェント
- ワークポート【Web・ITに強い転職エージェント】
- リクルートエージェント【国内大手!幅広く求人を知りたい場合はココ】
人気記事Webディレクターにおすすめな転職エージェント・転職サイト5選【現役Webディレクター厳選】