「Webマーケティングに興味があるけど、メリット・デメリットってどんなものがあるんだろう?」
「Webマーケティングを使ってできることが知りたい」
このように感じていませんか?Webマーケティングは成長市場であり、
- 個人にとっては人気の仕事
- 企業にとっても力を入れたい市場
となりますが、実際にどのようなメリットがあるか、経験したことがないと、なかなか実態を掴みづらいですよね。わかりにくい業界ですし。
そこで本記事では、Webマーケティングのメリット・デメリットを、現役マーケターがあらゆる面から整理してみました。
僕の経歴
僕は現在Web企業で働きながら、副業でWebマーケティングの法人を経営しています。Webマーケティングの世界に深く入っている立場なので、Webマーケティングのメリット・デメリットもしっかり把握しています。
本記事を最後まで読めば、Webマーケティングのメリット・デメリットがしっかり理解できますよ。3分ほどで読める文量です。実体験をもとに、Webマーケティングのメリット・デメリットについて紹介しますね。
Contents
Webマーケティングのメリット
まずはWebマーケティングのメリットを紹介します。
市場が伸びている
市場が伸びていることは、Webマーケティングのもっとも大きなメリットだと思います。
Webマーケティングの世界において市場規模を見る指標は「広告費」や「ユーザー数」などいくつかありますが、中でもメジャーなものは「広告費」です。
【統計】Webマーケティングの広告費推移
以下をご覧ください。以下はWebマーケティング(インターネット広告費)の約20年間における推移です。
これを見ると、インターネット広告は年々市場が拡大していることが、一目瞭然でわかるかと思います。
なんで市場が伸びているのか?人々の購買や居場所が「オンライン」に移ってきているから
インターネット広告が伸びている理由はシンプルで、人々の購買や居場所がリアルからオンラインに移行しているからです。
Amazonがこれだけ世界的トップになったのも、人々がオンラインで物を買うようになったからです。facebook/Instagramがあれだけのユーザーを抱えたのも、人々がオンライン上に居場所を求めたからです。
世界的トップ企業がオンライン中心の会社であることからも、人々の行動がリアルからオンラインに変わっているのはわかると思います。その上で、実際に上記のような統計で見ると、想像以上に右肩上がりに増えていることもイメージがつくと思います。
川の流れに逆流するより、川の流れに沿って進む方が、圧倒的に楽に進める
川と同じです。成長が止まっていて、衰退する市場で努力するのは、川の流れに逆流して進むようなものです。それだと、きついですよね。
一方で、Webマーケティングのような成長市場であれば、川の流れに乗って進めるので、圧倒的に楽に進めます。
個人で努力したり、会社として成果をあげるなら、伸びている市場で戦うことは鉄則です。その点でWebマーケティングは「市場が伸びていること」が、何よりのメリットだと思います。
参考【実際どう?】Webマーケティング業界の今後の将来性と需要【現役Webマーケターが解説】
レバレッジが効く
Webマーケティングは一つのコンテンツやPRを配信して、一人にだけ届くものではありません。一つのコンテンツやPRが、数千人、数万人、数十万人、時には数百万人以上に届くのがWebマーケティングです。
これを「レバレッジが効く」と言いますが、Webマーケティングの正体はまさに「レバレッジ」なんですよね。
日本には本当にたくさんの良いサービス・良い商品がありますが、ほとんどは誰にも知られないまま埋もれています。そういった素晴らしい商品やサービスを広めるために、Webマーケティングは圧倒的に役立ちます。
データが取れる
僕が日々感じるWebマーケティングのメリットは、全ての施策が「データ」となって取ることができることです。正直、これがかなり大きいメリットです。なぜならデータをもとに「効果検証」できるからです。
Webマーケティングが普及する前は、効果検証できなかった
過去のマーケティングの問題は、打った施策が本当に効果があったのか、効果検証できなかったことです。
例えば、飲食店が新聞やチラシで広告をばらまいても、実際に店舗に来た人のどれくらいが広告経由で繋がったのか、正確な検証はできませんでした。そのため、限られたお金をどこに投下すべきか、正確な検証もまたできませんでした。
でも、Webマーケティングが普及した今ならできます。インターネット広告は細かいデータも取れるので、その広告が何人に見られ、何人が興味を示し、実際に申込み・購入につながったか、正確なデータを取ることができるようになったんですよね。
加えて、年齢や性別などの属性もデータで取れるので、効果検証が圧倒的にしやすくなりました。このようにデータが取れるという点も、Webマーケティングの大きなメリットだと思います。
ターゲティングを細かく設定できる
Webマーケティングは「ターゲティング」を細かく設定できることもメリットです。ここで言う「ターゲティング」とは「誰をターゲットにして商品・サービスを広めるか」を指します。
例えばターゲットを「女性」にしたシャンプーを製造・販売している企業があったとします。その企業が「電車広告」を出した場合、ターゲットとなる女性にも広告を届けることはできますが、ターゲットではない男性にも広告は露出されますよね。電車は不特定多数の方がいる場所だからです。
その点Webマーケティングの世界なら、インターネットの市場の中にいる「女性だけ」に絞って、ターゲットを定めて配信することができる点が、リアル広告との大きな違いですね。もっと言えば「年齢」「居住地」なども細かくターゲティングできます。
このように、商品・サービスに最も適したターゲットだけにアプローチできるので、より効率的に、商品やサービスを広めていけるメリットがあります。
低コストでできる
Webマーケティングはとにかく低コストでできることもメリットです。
前述した細かいターゲット設定などができることから、無駄なターゲットに配信することなく、商品・サービスのターゲットになり得るターゲットに絞って配信できます。通数も少なくなりますから、余計な広告費もかからず済むんですよね。
テレビ広告などをドンっと出せるような大手企業であれば、インターネット広告だけではない、様々な戦略が取れると思います。
ですが、世の中90%以上を占める中小企業や個人は、お金の余裕なんてないですよね。ですから、少額から始められて、費用対効果も合うWebマーケティングは、それ自体がメリットになるということです。
個人にスキルが帰属する
ここからは個人寄りの話ですが、Webマーケティングは個人にスキルが帰属します。そのため、Webマーケティング会社で働きながら、自分で稼ぐスキルも身につくことが大きなメリットだと思います。
例えば僕自身も、Webマーケティング会社で働きながら、Webマーケターとしてのスキルを身につけていきました。僕の友人・知人にも、同じようなことをやっている人は本当に多く存在します。
会社に貢献しながらスキルを高めていければ、会社にとっても個人にとってもWin-Winですよね。その結果として、会社に依存しないスキルを習得できれば、その先は会社を離れ、個人の力で、自由に生きていくこともできます。控えめにいっても人生の選択肢が広がりますよ。
収入が良い
現金な話ですが、ぶっちゃけると、Webマーケティングの世界は収入もかなり良いです。
厳密に言うと、正社員のWebマーケターはそこまで大きく稼げないのですが、副業や独立すると、圧倒的に稼げるようになります。というのも、前述通り市場が伸びているからです。
Webマーケティングは市場変化が激しいので、正社員を「雇用」して、固定費として高い給料を出す会社は少ないです。ですが、副業や独立で「契約」で稼ぐなら、高い金額を払っても仕事を任せたい企業はたくさん存在します。雇用と契約で一気に収入が変わるのがWebマーケティングの特徴と言えるでしょう。
Webマーケティングの世界で収入をどんどん上げたいなら、副業や独立することが最もおすすめの道ですね。
なお「【未経験向け】Webマーケティングで副業するオススメ案件や方法」で副業する方法を、「Webマーケティングで独立してフリーランスになる手順」で独立手順を詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
働き方も自由度が高い
その上、Webマーケティングは働き方の自由度も高いです。
例えば僕がいる会社も、僕が経営している会社もそうですが、リモートワークOKなど、オフィス一箇所に縛られない働き方を取り入れています。こういう会社、Webマーケティングの世界は特に多いですよ。
メーカーや不動産など日本で昔からある業界だと、自由な働き方を取り入れている企業はまだまだ少ないことが実情です。その点Webマーケティングなら、一箇所に縛られず、自由度高く、ストレスなく働けるので、個人的には特におすすめです。
Webマーケティングのデメリット
一方でWebマーケティングのデメリットもあります。
トレンドがよく変わるので、学び続けることが必要
Webマーケティングは市場変化が激しく、トレンドがよく変わります。そのため、一度スキルを身につけたらそれで終わりではなく、学び続けることが必要です。
この点は学ぶ意欲がない場合、デメリットになるかなと思います。
とはいえ、世界の変化はどんどん早くなっているので、学び続ける必要があるのは、Webマーケティングに限った話でもないと思います。今後はより多くの業界でも、学び続けることが「生き残るため」に必要になってくることは、間違いない確定事実と思います。
スキルがどうしても属人的になる
これはWebマーケターを採用する企業側の視点ですが、スキルが属人的なので、仮にエース社員が辞めてしまうと、一気に事業が厳しくなるリスクがあります。
企業にとってはデメリットになりますが、働く個人にとっては異なります。会社にいても良いですし、独立しても良い、いろんなキャリアの選択肢が増えるので、メリットと言えますね。
結論:Webマーケティングはメリットの方が遥かに大きい
述べてきた通り、Webマーケティングはデメリットよりも、メリットの方が遥かに大きいです。
少子高齢化や人口減少、日本の産業の多くは衰退します。その中でWebマーケティングは年々成長している数少ない市場です。市場の成長性を考えても、いまやっておくと最もアツい分野が「Webマーケティング」だと確信を持って言えます。
だからこそ、いまこのタイミングでWebマーケティングを使いこなせるようになっておくことは、企業も個人も必要なことだと思います。今後はWebマーケティングができるメリット以上に、Webマーケティングができないデメリットの方が大きくなっていくからです。
ということで、まずはWebマーケティングを学んでみることをおすすめします。
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目的に合わせて、ぜひ次の行動を起こしてみてください。
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