Webディレクターになるにはどうすればいいんだろう…?Webディレクターになるための方法を知りたいな。
本記事では上記の疑問に答えていきます。
さて、最近はWebディレクターになりたい人が急増しています。それもそのはず、Webディレクターは市場価値が高いため、転職や副業がしやすいですし、20〜30代で独立し年収1,000万円を超える人もたくさんいるほどです。
食べることに困らず、尚且つ若いうちから稼げるWebディレクターになりたい人が増えているのは、ある意味必然なことかなと思います。
そこで本記事では、そんなWebディレクターを目指す方法をご紹介します。記事内で述べますが、方法は「2つ」あります。それぞれニーズ別に解説します。
これを書いている僕は、現在はWeb企業でWebディレクターやマーケティングの仕事をしています。一度転職をしていますが、前職は人材業界で、企業の転職支援をやっていました。その時はWebディレクターの転職支援もやっていました。
未経験からWebディレクターになった経験と、前職にWebディレクターの採用支援もやっていたことから、求職者側の視点と、企業側の視点の両方を持っています。
このような立場から「Webディレクターになるには?」に答えていきます。本記事を読めばWebディレクターになるための最も良い手順がわかるため、よければご一読ください。
Contents
Webディレクターとは?業務内容を簡単に紹介
まずは簡単にWebディレクターの業務内容を説明します。
「既に知ってるよ」という場合は読み進めてくださいm(_ _)m
仕事内容については、以前「Webディレクターに必要なスキルセットは大きく2つある」で以下のようにまとめているので引用しますね。
Webディレクターの仕事内容👇
Webディレクターのディレクターは「監督」「指揮」という意味ですが、まさにWebディレクターの仕事は、担当案件が滞りなく進むよう、案件全体をディレクションしていくWebの仕事です。
具体的には、以下のようなことをディレクターとして実行します。
- プロジェクトメンバーの人選
- 制作指揮・スケジュール管理
- コンテンツの品質管理(運用・更新含め)
上記の通りです。
担当するプロジェクトは企業によって様々ですが、例えば、不動産ポータルサイトや飲食ポータルサイトをディレクターとして受け持ち、サイト全体の制作や進行をディレクションするイメージです。
会社の規模や業界によっては、本来営業が行う「企画・提案」や「見積もり作成・予算管理」などを行ったり、テクニカルディレクターが行う「ワイヤーフレーム設計」や「開発管理」などをWebディレクターが兼務することもあります。
僕がいろんな会社を見てきた感想としては、大手企業は業務が細分化されている一方、ベンチャーやスタートアップは一人のWebディレクターの担当職務が広いケースが多かったですね。
大手企業は業務が分解されており、特定領域のスキルを集中的に伸ばすことができます。一方、職務領域が狭い分、幅広くスキルを習得することは不向きです。
一方ベンチャーであれば任される領域が広いため、Webディレクターとして様々な仕事を経験できるケースが多いです。一方、求められるスキルが広い分、最初はなかなか大変です。
このように、Webディレクターの仕事は案件全体のディレクションがメインであるものの、会社規模や業界によっては、その仕事がより営業側まで広がったり、よりテクニカル側に広がることもあります。
これがWebディレクターの業務内容です。
一言で言えばディレクションの仕事です
一言で言えばディレクションです。
プロジェクト全体がうまく進むように、デザイナーなどクリエイティブ担当や、営業担当と連携しながら仕事を進めていきます。
事例:Webディレクターの1日の仕事の流れ
イメージしやすいように「Webディレクターの1日の流れ」も解説しますね。
例えば事業会社で、Webサイトを担当として持っているWebディレクターの場合で、解説しますね。
事例:事業会社のWebディレクターの1日(Webサイト運営のWebディレクターの場合)
- 9:00〜10:00:出社・メールチェック
- 10:00〜11:00:Webサイトのアクセス・売上チェック
- 11:00〜13:00:Webサイトの施策立案など
- 13:00〜14:00:ランチ
- 14:00〜16:00:社内スタッフとミーティング
- 16:00〜17:00:外注業者とのミーティング
- 17:00〜19:00:効果測定、レポート作成など
- 19:00〜:退社
結論、上記のようなイメージです。
事業会社のWebディレクターは、自社のサービスの売上やアクセスを伸ばすことを、ミッションとして通常持っています。そのため、自社サービスの売上やアクセスがどうなっているかのチェック・分析や、関係者(デザイナー、営業など)との社内外ミーティングなどが、1日の仕事として存在します。
僕もWeb系の事業会社にいるので、まさに上記のような感じですね。違うところでいうと、僕のいる会社はだいぶホワイトなので、18時台には帰宅できています。こういった働きやすい会社は探せばあります。
あとはミーティングの時間が多いですね。デザイナーとの打ち合わせや、営業との打ち合わせも頻繁にあったりします。
これが、Webディレクターのざっくりとした仕事内容です。
なお、上記仕事を進める上で必要なスキルについては「Webディレクターに必要なスキルセットは大きく2つある」もチェックしてみてください。
Webディレクターになるには?方法は2つ【ニーズ別に解説】
結論、大きく「2つ」です。
Webディレクターになる方法2つ
- 転職エージェントやスクール経由で、Webディレクターを目指す(スピード重視の場合)
- デザイナーとして就職→その後Webディレクターを目指す(確実性重視の場合)
上記2つです。このどちらかであれば、未経験からでもWebディレクターになることができます。
それぞれ詳細を解説しますね!
1. 転職エージェントやスクール経由で、Webディレクターを目指す(スピード重視の場合)
とにかくスピード重視でWebディレクターになりたい場合は「転職エージェント」や「ディレクタースクール経由」で、Webディレクターを目指すことが一番早いです。
転職エージェント経由でWebディレクターになるステップ
昨今はWebディレクターの数が世の中的に不足しています。そのため、最近は未経験であっても、転職エージェントを利用すれば、Webディレクターになることができるんですよね。
僕自身もWeb企業に転職した際は、転職エージェントを利用しましたが、未経験からでもチャレンジできるWebの仕事はたくさんありましたよ。登録しつつ、いろいろ眺めてみれば、あなたの希望にあった求人が見つかります。
なお未経験からWebディレクター転職を目指す場合、最初はアシスタントディレクターの立場からスタートすることが大半です。ディレクションを現場で覚えつつ、Webディレクターとして一人前を目指していきましょう。
参考までに、Web系企業への転職時に使ってよかった転職エージェントや転職サイトは「Webディレクターにおすすめな転職エージェント・転職サイト5選【現役Webディレクター厳選】で挙げています。感想付きでまとめたので、よければご覧くださいm(_ _)m
Webディレクター向けおすすめ転職エージェント・転職サイト4選【現役Webディレクター厳選】
この中から2〜3つほどエージェントを併用しつつ、あなたの経歴でもいけそうなWeb企業を、転職エージェントの担当者に調べてもらうと良いですね。
スクール経由でWebディレクターになるステップ
また、最近はWebディレクターに必要なスキルが習得できる「ディレクター向けスクール」も出てきています。
こういったスクールを利用すれば、社会人、学生、フリーターなど、今どんな立場の方であっても、Webディレクターに必要な能力を習得した上で、Webディレクターを目指すことができます。
その点でおすすめのスクール・コースは「KENスクール」です。
KENスクールにはWebディレクター/Webディレクション経由のコースが複数あり、未経験からWebディレクターを目指す上で必要なスキルを全て学ぶことができます。
手厚い個別指導のため、Webディレクターとして活躍するスキルを習得できます。このコースを1〜2ヶ月ほど受講すれば、最短3ヶ月後にWebディレクターとして転職が目指せます。
このように、転職エージェントやスクール経由で直接Webディレクター転職を目指す方法が、Webディレクターになる方法1つ目であり「スピード重視向け」の方法です。
2. デザイナーなどで就職→その後Webディレクターを目指す(確実性重視の場合)
少し遠回りになりますが、より着実なステップを踏んでいきたい場合は、デザイナーなどでクリエイティブ経験を積んだ後、Webディレクターを目指すステップがあります。
具体的には、以下のステップとなります。
- Webデザイン(デザイナー向け)を学ぶ
- デザイナー等の経験を積む
- 1〜2年経験を積んだ後、Webディレクターを社内外で目指す
このステップです。この方法のメリットを少し解説します。
デザイナー経験後、Webディレクターを目指すメリット
- 現場を理解した市場価値の高いWebディレクターになれる(=転職や副業、独立で活きやすい)
- デザイナー等でのキャリアも拓ける
この2つがメリットですね。
現場のことを理解したWebディレクターってとても重宝されるんですよね。なので、デザイナーからディレクターになった人は、多くの企業からニーズが高いです。そのため、転職や副業、独立などの場面で活きます。年収も高くなりますね。
デザインができると、ディレクターとしてだけでなく、「手に職」で仕事を得ることもできます。デザインはWebディレクターの仕事と相性が良いです。
また、前述した直接Webディレクターを目指す場合でも、どちらか一つスキルを身につけておけば、人生の可能性は広がるのでオススメです。
難しかったらデザイナーとして経験を積もう
ただ難易度的には直接Webディレクターの方が難しいので、もし難しそうであれば、デザイナーとして現場経験を積んだ後にWebディレクターを目指す道を選べばOKです。
Webディレクターになることはできる【行動しよう】
最後に、いまWebディレクターは圧倒的に人手不足となっています。そのため、今回ご紹介したような方法を使えば、Webディレクターになることは可能です。
前述通り、Webディレクターは個人でも稼ぎやすく、2年ほど経験を積めば、独立して稼ぐこともできます。Webディレクターとして独立し、20〜30代で年収1,000万円くらいを稼ぐ人は割とたくさんいます。転職や副業もしやすいですし、控えめにいってもおすすめです。
ということで、Webディレクターになりたいとただ思っていても、一向に人生は変わりません。特に転職は「年齢」が若いほどうまくいきやすく、年齢が高くなるほど、経験が求められる世界です。
だからこそ、「あの時に動いておけば良かった」と後悔しないよう、今このタイミングで、行動を起こすことが必要かなと思います。
本記事は以上です。応援しています!
今回紹介したWebディレクターを目指せるスクール
- KENスクール【Webディレクターにすぐなりたい場合はこちら】
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